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論文を送って頂き、実際の現場での感覚はどうか?と問題を提起頂いた経験。

当時は屋上緑化が、少しブームの兆しを見せていた。また、地球温暖化への対応も五里霧中ながら、始まっていた頃だったような気がする。
懇意で忌憚なくお話しできる、研究者のかたが送ってきて下さった、当時は、まだ未発表だった。の論文

屋上にウッドデッキを作った場合の、ウッドデッキを構成する各素材別の耐久性、ウッドデッ上で、人体に与える熱の授受、ウッドデッキ直下の気温変動等々、実際にビルの屋上に於いて実験してみた、ドキュメンタリーのようで非常に面白かった。
一般に含水率は、目には見えてこなくても、腐朽しやすい、または、腐朽の初期を判定するに都合が良い。含水率が高ければ高いほど、無処理木材はその可能性をもつのであるが。

この実験方法での、ダブルレイヤー(木材の上に、木材を重ねて、その隙間に水分をわざと滞留させて、腐朽促進を図る方法)から、

耐久性を上げるためには、一般的に根太と床板部分のダブルレイヤーでの水の滞留を防ぐ方法を考えるべきという発想を考え、LBウッドに結実させる事が出来た


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