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懐かしき味は、懐かしき佇まいの中で

時代の流れの中で、日本の外食文化のなかのスパゲティの種類は増殖し、様々な組み合わせの中で、食を彩っている。

ここは、横浜市の野毛にある有名店、センターグリル。昼時ともなると多くの方が列を作っている。
店の入り口は狭いのだが、入ると二階への階段があるものの、一階にも用途に応じた部屋がある。
”狭き門より入ったら、奥行きの広い、部屋がある。”
構造的には、たぶん意味を持たない、飴色の木の梁群、大きな梁、小さい磨き丸太。
巧まずして食が進む演出にもなっているようだが、無機的空間でないのが、感覚的な
暖か味を感じさせているからと思う。

ナポリタンは日本中どこへ行っても、ほぼ同じ姿、形をしているようだ。スパゲティといえば、ミートソースとナポリタンの両雄しかなかった時代を自分自身経由したわけだ。

衣食住なども、多様化していくのが発展形なのか?

嗜好の多様化にも重なるのだろう。

ただ、スパゲティのナポリタンはセンターグリルが元祖のようだ。

元祖らしく、美味い。




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