見出し画像

ウッドデッキの付帯する価値

ずっと、ウッドデッキが有ることの価値、ウッドデッキを作ることの価値を考えては、作るを繰り返しているが。ウッドデッキが有ることで、室内だけでなく、屋外も生活空間にできる・・・ということは、想像しやすいが、それだけじゃなく、建築工事の残りの、デッドスペース(例えば高低差があって、庭が分断されるところをウッドで同一高さにしてより広い感覚を取り戻すこともできる。(生活の境界の拡張)

ここでは、玄関から3段ほどの高低差で庭が分割されていたが、そこをLBウッドでうまく解消ができた。庭の広さは、視覚・歩行感覚である程度決定されると思うから、そこを平面でちょっとでも歩行タイムが長くなると、広さに対する感覚も変わる。
立体感を出すことも、平面的広さ追及以外に解放感に有効な、方法だと思う。
バーベキュー用の机も、ちょっと工夫すると、楽しさを追加するアイテムになると思う。

ウッドデッキを、単に広さでもって解放感を感じられる設計をするのも、意義があるだろうが、立体感・動線を作ることも人の感覚を利用した有意義な方法ではないだろうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?