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外部用耐久性能もった木材の可能性を考えるモチベーションとなった、日刊木材新聞の特集記事

平成7年頃に、弊社工場では、この記事のCCAに変えて、(米国ではまだ使用されていると聞いたが)マイトレックACQに切り替えた。
このころの外部使用木材は、無処理の木材に塗装が大半だった。
保存剤を加圧注入したものは、土台くらいしか見た記憶がない。

当時は、耐久性を上げることにより、炭素固定された木材のCO₂排出を伸ばすという概念は一般的でなく、純粋に制作されたものの寿命を延ばしたいということで使用木材を探してたと思う。


1980年代後半あたりから、ウッドエクステリアという概念も構築されてきた。

その当時は、保存剤の加圧注入は非常に少なかった。未だに、海外と比較して、日本における加圧注入の割合は低い。

ウッドエクステリア使用部材では熱帯材の合法問題もあり、熱帯材の資源減少化と山林の荒廃化を先読みした国産材の使用拡大志向もある。

それには、新国立競技場の設計の指針のハザードレベルK4の木材に国産材を改質しなくてはならないと考える。



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