楠栞桜のゴースティング疑惑集その二(20~26個目収録)

前置き

以下の記事

の続きである。長くなりそうなので別記事としたが、基本的には上記の記事から読んだほうが分かりやすいかと思う。ただこの記事からでも特に困ることはない。

今回の記事でも「ゴースティングをしていない場合でも一応説明自体は出来る」という場面が比較的多いだろうと思う。しかしながら、非常に興味深い局が多い上、全体の的中率なども考慮すると異様さは深まるので是非とも一度ご覧いただきたい。

あと楠さんを擁護する方のnoteに反応するのが面倒なので、「こうすればゴースティング無しでも説明できるよ」というロジックを自分なりに考えて併記していこうと思う。楠さんの無実を信じたい方はそれを信じてればいいと思います。だから反応すんのめんどいのでしょうもない滅茶苦茶な理論の擁護note書かないでください。せめて書くならちゃんとしたの書いてください。

評価軸は
E:ゴースティングは言い掛かりと言わざるを得ない
D:他の場面を見ていると不信感はあるかもしれないが、単体でゴースティングと言えるものではない
C:プロが見れば疑問符を浮かべるかもしれない一局
B:麻雀に親しんでいる人が見れば、違和感を覚えてしまうであろう一局
A:もしいくつもこのような局が発見されれば、理由の追求は免れないだろう
S:プロがこの牌譜を残したのであれば、これ一本で麻雀業界追放に追い込まれても不思議ではない
SS:これを擁護しなければならない人間が不憫に思われる
SSS:おもしろ映像
このようになっている。

紹介順は結局順不同となってしまっているが、ご了承いただきたい。

表題の疑惑の数はC以上のもののみカウントする。
(疑惑の数が実際より多いという印象を植え付けては疑惑を検証する立場の人間として公平を期す事が出来ないので)
そのため表題の番号と疑惑の数は一致しないので注意されたし。


ゴースティングは他の対局者の手牌を覗く不正行為のことである


見出し毎に動画埋め込みを添付するので、直前の会話だけでも是非確認いただきたいと思う。



その24:清老頭の待ちで枚数が少ない牌を選択:SS

1:12:04から牌選択

スクリーンショット (116)

場に出ている1sと9pはどちらも上家の歌衣さんが切っており、もう牌を切るチャンスがあるのはざきさんだけ


漢気麻雀という大まかにいえば
・役満縛り
・他者がテンパったら振り込みに行く
という特殊ルール下での対局

役満の清老頭をテンパイし最後の単騎の待ち選択で楠さんは1sと9pが選択できる状況(下家のざきさんの振込み狙いしかない場面)で残り枚数が2枚の9pではなく、残り枚数が1枚の1sを選択した。
ざきさんは実際に1sを持っており、9pは持っていなかった。

ちなみに
場に出ている1sと9pは全て上家の歌衣さんが捨てたもの
ざきさんは国士無双であり1sと9pの重要度は同様

という状況から、ざきさんが9pと1sのどちらを持っていそうかはほぼほぼ判断不可能であり、どう考えても枚数が明確に少ない1sを選択することはありえない。

楠さんは後にツイッターにて9pではなく1sを選択した理由を述べていたが、その理由はポンラグの有無を根拠にしたものであり、一言でいうと判断基準としてありえない。
(検索したが現在は当該ツイートを見つけられなかった、この記事に載せたいので画像などを持っている方はください)



これ最後ポンした後めっちゃ右見てるけど、どこ見てるんだろうね.....
目線を評価に入れていいならSSSにしているけど、目線を評価軸に入れるとわけわかんなくなっちゃうので一応SSにしておきます。

☆ゴースティングをせずにこの選択をしたロジックを書こうと思ったのだが、いくら考えてもゴースティング無しに説明する方法が思いつかなかった。ごめん。たまにはこういうこともある。




その25:最終手番まで頑なに差し込みをしようとしない:S

38:02からリーチ
38:41から振込み前の謎の前振り

スクリーンショット (117)

スクリーンショット (118)

振り込んで欲しいか聞く場面


※追記
こちらの漢気麻雀は跳満以上縛り(役満がいたら振り込む)というルールでした。記事の内容には特に影響しませんが記入漏れはミスです。失礼しました。


リーチした天開さん(下家、右の人)に対して、振り込んで欲しいか自分で自模りたいかと聞いた後、1pと9pの選択で9pを選択し、国士無双に差し込んだ。


これも漢気麻雀
天開さんがリーチした段階で楠さんは天開さんが国士無双だと読んでいた。
そして自分の手は役満にはほぼならない。

この時点で当たり牌候補を切る以外の選択肢はないはずだが、なぜか楠さんは当たるはずがない4sや直前で上家が切った東を切り、頑なに9pと1pを切ろうとしない。

この時点で筆者には真っ黒にしか見えないが、楠さんは十年以上麻雀に親しんでいるにも関わらず非常に単純な特殊ルールすら理解出来ずに非効率なプレイをしてしまう事が頻発する。と考えるファンが多いようなので、きっとこれくらいは朝飯前なのだろう。

しかしながらギリギリまで当たり牌候補を切らないせいで国士無双の当たり牌候補を全て切る事が不可能な状況に追い込まれてしまう。
仮にゴースティングでないのだとしたらこれは単純にとんでもない馬鹿である。別に筆者がアンチだから貶しているとかそういう次元ではなく、真剣に打っていてこうなっていたら本当にセンスが無いとしかいえない。漢気麻雀のルールを理解する頭もないの?と聞きたくなるが、仮にゴースティングでなくこのレベルの打牌をしているならば、恐らく理解できなかったのだろう。


またリーチ直後から
「私の中で(当たり牌は手牌にある1pと9pの)二択」と嘯いたり
差し込む直前には
「自分で引きたいですか?それとも差し込んで貰いたいですか?」

などといった発言を繰り返しているが、当たり牌候補は1pと9p以外にも複数あり、全然二択じゃないし差し込もうと思って差し込める状況にもなっていない。
これも配信用に撮れ高発言をしたという擁護が聞こえてきそうだが、よく考えてみて欲しい。
配信相手が役満テンパイしたにも関わらず最終手番までまともに差し込みを行おうともせず、結果論で言えば差し込めたものの、仮に当たり牌が1pだとしたら天開さんは上がれるはずの役満が上がれない状況になってしまっていた。

これは配信相手の「漢気麻雀で役満を上がる」という撮れ高を壊しかねない行動であるのだ。自分の撮れ高(になるかもよく分からない謎の行動)のために配信相手の撮れ高をぶち壊すなど、そんな行動をとるなどありえるのだろうか?

そんなこと、楠さんが身勝手で自分勝手な行動を繰り返す人間でもなければありえないだろう。


一応手順だけ考えてかなり厳しめにつけてSとしたが、態度その他諸々を踏まえた場合評価はSSSでもいいかと感じるほどである。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合、漢気麻雀のルールをよく理解しておらず、配信相手の役満よりも自分の清一色(赤5pをポンするか迷っているレベルなので役満狙いには見えない)を重視し差し込みをしようとせず、最終手番で全く差し込める根拠も無い状態なのに急に自信満々で差し込みをして欲しいかと聞き始めたことになる。......問題ないな!





その26:郡道さんの待ちがピンズ読み:C

4:55から7p切りの場面
5:18からリーチ

スクリーンショット (119)

これで待ちはピンズらしい


郡道さん(対面)のリーチに対して楠さんは待ちが筒子であると発言し、実際に待ちは筒子であった。

最初に言っておくと楠さんの理論は意味不明である。人読みを含めても7pで迷って8s切りリーチなので筒子待ちという結論はどう考えてもない。
(やっぱり楠さんは入り目という概念が理解出来ていないのかもしれない)

どう考えてもないのだが、単純に意味不明な読みというだけであり、三麻であることから、待ち当て自体は筒子でしょ?と索子でしょ?の勘の二択でまあまあ当たる事を考えると、勘あるいは楠さん独自の謎理論で適当に二択を言ったら当たったという見方も出来るだろう。

いや無理か。
しかし他の場面が余りにも臭すぎるせいでこのくらいの場面ならなんとか誤魔化せそうと思わせてくれるのは流石だと思う。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合、一切根拠なく山勘で筒子と言っただけなのをさもなにか理由があるかのように語ったのだろう。




その27:初打前に長考しただけで国士無双だと看破:D

7:00から対局開始
7:04で長考に疑問を覚えている、いや疑問に思うの早くね?

スクリーンショット (120)

長考で4s。これだけで国士しかないとのこと。


題名通り、初打4sで長考が入ったから国士、または染めと読み、その後染めだったら迷わなさそうだから国士しかないと読んだ。

三麻で大長考して4sを切った場合には

・非常に早い手で浮き牌同士の選択や弱ターツと強浮き牌の比較をしていた
・筒子の染め手を狙っている
・縦系の手を狙っている
・降り気味の純チャンやチャンタを狙っている
・国士無双を狙っている

など、いくらでも可能性はある。が例によって楠さんの視野が狭いために染め手と国士無双しか想定出来なかった可能性は否定できないだろう。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合、この場面で国士と染めしか想定出来ないほど対戦相手の手牌を想像する能力に乏しいのだろう。



その28:三色があるという発言に初心者だから123しかないと読む:B

3:47:58から奈羅花さんが三色があるかもと発言
3:48:12から楠さんは三色なら123しかないと発言

スクリーンショット (121)

奈羅花さんが三色あるかもといった場面

奈羅花さん(麻雀初心者、手牌が見えている人)が三色があるかも、と発言したために、「初心者がこの段階で三色と気付けるのならば端の123しかないだろう」と読んだ。奈羅花さんの手から狙えそうな三色は123しかなかった。

まず浮かぶ疑問として、初心者が気付けるのが123しかないなんて読みをすること自体あり得るのだろうかというものがある。
例えば

234m234p24s

というように二面子完成していてカンチャン残りで三色確定ならば初心者でも気付ける可能性は高いだろうし、初心者だろうが普通に三色確定でない両面残りでも気付くことなどいくらでもあるように思う。なので初心者が気付いた三色だから端だろうと読む感性が普通の麻雀打ちには理解できないものであり、この時点で違和感はバリバリである。

しかしながら初心者では三色だと気付きにくい牌姿自体はいくつかあるために(例えば複合形が絡んだ形など)、どれほど不審な発言であるかの判断は難しいところではある。


この場面は普通の人間は絶対にしない読みを行っている場面であり、そのため逆に筆者の実力では判断が難しい。とりあえず評価はBに抑えておいたが、麻雀経験者から見た場合の不審さはかなり高いだろうと思う。
やはり個々人の判断に任せたいところである。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合は.....楠さんには初心者が三色と発言した際には123か789のどちらかだと読む習慣があるという事だろうか。(筆者には理解不能なロジックである)




その29:リーチに対して索子が当たらないと読む:D

3:16:27に奈羅花さんがリーチ
3:16:52に楠さんは索子は大体通りそうと読む

スクリーンショット (122)

奈羅花さんのリーチ、これで索子が大体通りそうらしい


奈羅花さん(手牌が見えている人)のリーチに対して、楠さん(上家)は索子が大体通りそうと読んだ。待ちは萬子であった。


リーチまでに奈羅花さんが切っている索子は初打の1sと9sの対子落としのみであり、とても索子が当たらないと読めそうにない。
(少なくとも筆者には何か危ないか検討もつかないし、索子が当たらなさそうと読む人間は楠さん以外には恐らくいないだろうと思う)

まあリーチ後に索子の無筋を連打したために結果的に索子の当たり牌候補は少なくなっているが.......


上でも書いたが当たり牌の色を当てるくらいなら山勘で当たったという言い訳があるのでそこまで追求出来る部分ではないだろう。そろそろ何回山勘当てとんねんという話にシフトしていきそうだが。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合は山勘がうまくいったのだろう。(幸いこの場面は謎理論を一切発表していないことだし)


その30:リーチの当たり牌(現物)で降り、局の終わりに下家が三色だと言い当てる:SS

34:56で下家の兎鞠さんがリーチ
35:00から1pのチーラグで郡道さんの大長考
36:08にライフ先生が6p捨て
36:32に楠さんは6pを引いてオリ
36:49に兎鞠さんのツモ上がり

スクリーンショット (123)

1pのチーラグが発生した場面


この局の争点は
・6p(現物)で降りた部分
・下家の郡道さんが三色だと言い当てた部分
の二つである。


まずは三色を当てた部分について考えてみる。
兎鞠さん(上家)のリーチ後、郡道さん(下家)は楠さんが捨てた1pをチーするか迷った。その迷い方から(途中の理論はよくわからないが)楠さんは鳴くか微妙な牌姿であると読み、そこから三色ではないかと読んだ。この読みがどうかを考える。

まず三色っぽいと読めるかという話をすると
郡道さんの役牌は全て枯れている
→その状態でヤオチュウ牌(タンヤオにならない牌)でチーをするか迷った
→(染めはなさそうなので)三色か一通
これ自体は理解できる。

そして既に降りていそうな味方の郡道さんの手を読むこと自体不審という意見もあり、それは確かに真っ当な感想だが、楠さんは待ち当て、ビタ止めを配信の撮れ高と考えていることを忘れてはならない。例え読む必要がないとしても、簡単に読めそうな内容であるならば撮れ高目当てのために読む可能性はあるために、それを根拠にゴースティング扱いをするべきではないだろう。(読みようがない場面で読み始めたら黒いが)

しかし楠さんは読みの最中に役牌が枯れていることに一切言及しておらず、また普段の配信から役牌カウントを殆どしていない。そのためこの場面はまるでチーラグのみから三色と読んだように見える。役牌アンコやバックが消えていない場面であれば、三色よりも普通はそちらを想定することが多いため、役牌カウントをしていないのであればこの読みは不審であるという結論になってしまうだろう。
(バック仕掛けの鳴くか微妙な牌姿はいくらでもある)
ただこの場面だけ役牌カウントを何故かしていて何故か口に出さなかった可能性を完全に否定出来るわけではないので、その判断は読者諸賢に任せることにしたい。

スクリーンショット (124)

6pで降りた場面


6pで降りた場面は更に単純明快だ。楠さんは6sをチーする程度にはやる気があった(あるいはケイテンを取る気があった)のにも関わらず、ライフ先生(対面)が切った絶対に当たらない6pを引いたことでヤメて2sで降りた。2sは筋とはいえ生牌であり、通っている筋も多くなっているため放銃の危険が消えていない牌である。どう考えても降りるタイミングとしてはありえないし降りれていない。(降りる場合は現物の5mや5pを切るはずだろう)

プレイングミスや見落としの可能性を考えた方もいるだろうが、6pを引いてから2sを切るまでには8秒程度の長考をしている。これは相手の配信画面をみているのでもなければ6pが通るか考えている時間のはずで、これだけ考えて現物の6pの見落としをするのは俄かには信じがたいだろう。

また楠さんは4pを前巡に切っているために、攻撃的な選択、あるいは手牌を組み換える事を目的に6pを手牌に入れたという可能性も考えにくい。

どう楠さんに寄り添ってみても、相手の画面を見ていて当たり牌だと知っていたからフリテンに気付かず降りた。という理由よりも納得感のある2sを切った理由を想定することは不可能ではないだろうか?


☆楠さんがゴースティングをしていない場合、役牌バックの可能性を一切想定出来ずに三色であると読み、8秒近く長考して確認したにも関わらず6pが安牌であると気付けずに降りを判断し、その上で回し打ちをしようと生牌の2sを切ったのだろう。




その31:役牌の東鳴かせを断言:D

北を鳴いたのが18:08
これ(鳴く)でしょと言ったのが18:16

スクリーンショット (125)

この東を鳴くでしょと切った。鳴かれた。


オタ風の北をポンした郡道さん(下家)に対し、これを鳴くでしょ。といって東を切り、実際に鳴かれた。

結論から言うと撮れ高目当てでとりあえず言ってみた。という理由で納得出来る場面ではある

オタ風の北から鳴いた
→大体トイトイかホンイツか役牌バックのどれかっぽい
→一番可能性が高そうなのは役牌バックであり、ポンする巡目の早さからトイトイやホンイツの場合でも役牌対子が一つくらいありそう
→結構東か白か發か中のどれかが対子っぽい

と読む事は可能ではありそうだ。

もちろん楠さんに上記の読みが出来るかは疑問であり、そもそも上記の読みをしたところで結局四択までしか絞れていないが、楠さんは当てずっぽうでこういったことを当てるのをカッコいいと思っている節がありそうなので、撮れ高目当てである程度博打の発言をするという前提ならば四択で断言するくらいはあるのかもしれない。

まあそれでも四択当ててるのは当ててるんだけどね。

☆楠さんがゴースティングをしていない場合は上記の読みをしたのだろう。



その32:相手の発言から6-9s待ち読み:D

ライフ先生が兎鞠さんに9sがないか聞くのが57:13
長考とともに色々ライフ先生が呟いているのを聞き、6ー9sが残っていると読み、郡道さんへ処理するように言うのが57:51
兎鞠さんがリーチするのが58:13
ライフ先生がチーをしたために待ちを6-9sと断定するのが58:40

※57:47から滅茶苦茶右の方を見ているが、それを判断基準にいれるとよく分からなくなるのでこの記事では評価には含めない

スクリーンショット (126)

6-9sがあると読んだ際の盤面

スクリーンショット (127)

リーチが入った際の盤面

スクリーンショット (128)

スクリーンショット (129)

ここから8mチーして打3s


ライフ先生の発言から待ちに6-9sが残っていると読み、6sを止めて他の無筋を連打した。実際にライフ先生の残った待ちは6-9sだった


色々と突っ込みどころがある場面であるが、まず対面の兎鞠さんがリーチしてから楠さんが切っている8s7m3sは全部無筋であり非常に危ない上、リーチ後にしている8mチーによって少ない安牌を一枚消費してしまっている。そして6sを当たり牌と読んでいるからという理由だと思うが、このチーはイーシャンテンからイーシャンテンへの鳴きになっており、89sを切っているために6s切らない前提では殆どフリテンが残る鳴きになってしまっている。そして6sを切らない受け入れも少ないと単純に手順として滅茶苦茶である。

仮にゴースティングをしていなかったとしたらこの手順をしている楠さんはとんでもねー雑魚ということになってしまいそうだが、ゴースティング疑惑を否定しようとしている楠さんのファンも楠さんを弱いと思っているようなので、それはきっと大丈夫なのだろう。


そしてライフ先生が6-9s待ちであると読んだ部分に関してだが
これはライフ先生が9sを欲しいと言っているために

6-9s或いは3-6-9sの待ちが残っているor9s対子がある

のどれかであることは分かる。
またチーをして入り目も分かっているためにライフ先生に残っている待ちが6-9sであると考えるのはそこまで不自然ではないだろう。
(ライフ先生の手出しが9p→8p→チー出し7pの面子落としであるのにそれには無反応でただただ待ちが6-9sだと言っている様はいささか奇妙であったが。)

なので件の発言を断言しているというだけでゴースティング扱いするというのは正しくない。


しかしながら楠さんは8mチー後、6sを当たり牌と読んだために6sを止めて3sを切っている。

いやライフ先生の待ちが3-6-9sだとそれ当たるよ?

と言いたい不審な打牌にも見えるが、楠さんの雀力だと単純に三面張を想定出来なかっただけかもしれないのでこれを理由にゴースティングというのも早計かもしれない。

だがゴースティングでない場合、既に一人リーチ者がいる状況だということも加味するとこの一連の行動が失着であることは疑いようがないだろう。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合は、リーチは無視で6-9sだけ止めればいいと考えていたのだろう。


その33:相手がチーで悩んだことから愚形読み:B

長考から6mの受け入れ部分が両面でないと読むのが1:27:48

スクリーンショット (131)

6m切りで長いラグ


6mを鳴くか迷うという事はリーチがしにくい牌姿であると読んだ。そしてそこから6mの受け入れ部分は複雑であるために両面ではなくポンラグかカンチャンで迷っていると読んだ。実際に6mは両面で欲しい牌ではなかったし、受け入れの少ないリーチしづらい牌姿であった。


上の文章は楠さんが読んだ内容を列挙したものであるが、麻雀を知っている人は

「は?何この意味不明な文章。この記事書いたやつ纏めるの下手すぎだろ」

という第一感が生まれたのではないだろうか。

動画を是非一度確認してほしい。本当にこの通りの事を言っている。
何を言っているのか全く理解できないのは筆者も同じである。

鳴くか迷ったからリーチが遠いというのはよくわからないし、仮に6mの受け入れ部分が複雑だと思ったとしてそれで両面が否定出来る理由が一切理解できない


こういう徹頭徹尾意味不明な理論を展開されたときが一番どうするか困る。検証する立場としてはこの場面にこの読みをすることがどれくらい自然かを検討したいのだが、何を言っているか理解出来ないので検討のしようがない。どうすんのこれ?

とりあえず何を言っているか理解出来ないので、逆に評価が難しい。
少なくとも普通の麻雀打ちは絶対にしない思考だと感じる。
...普通の人はこんな思考ないよね?楠さんの配信見てると不安になってくるんだけど。ないよね?


☆楠さんがゴースティングをしていない場合の想定についてだが、この場面楠さんが何を考えているのか本気で理解出来ないので、なにもロジックを提示出来ない。



その34:二度目の8mチー出しで当たり牌が679m読み:C

郡道さんがリーチしたのが1:16:36
兎鞠さんがチーして8mを切ったのが1:18:24

スクリーンショット (132)

対面兎鞠さんは3mチー出し8m。これで大体読めるらしい


対面の兎鞠さんの3mチーの打8mに対して、既に8mを一枚捨てていることからも待ちが大体読めると言い、愚形であり6mと7m(と一応9m)と白のどれかが兎鞠さんの当たり牌だと読んだ。実際に待ちは6mであった。


細かい部分を一切考えず、また複合形でない場合にチー出しで8mが切られたときの周囲の形を考えてみる
すると(これは相当なさそうだが)8m周りの牌が一枚の時は

68m or 78m or 89m

から打8mで待ちは679mになる(単騎待ち)

そして8m周りの牌が二枚あるパターンは

668m
688m
778m (両面にしそうなのであまりなさそう)
788m
888m 
889m
899m

しかなく、8mを序盤に切っているために8mを対子、暗刻から切ったパターンはかなり無さそうであるがともかく待ち候補は6mか9m(と一応7m)でそれらの牌が怪しいとなる。

そのため楠さんが679mを怪しいと読む可能性はある。が愚形と読んだのなら7mはかなり当たりにくい牌のはずなので違和感は少し残るだろうか。

これ以下は打牌批判に近くなってしまうが、 679mが対子になって他の部分に待ちがあるパターンが普通にある(むしろそのパターンの方が多そう)ので、それだけ浅く見ても尚浅い読みである。
(筆者はあまり精査していないが、仮にホンイツと読んだのなら例えば1234mから3mチーの食い延ばしでの2-5mとかも否定出来なさそう)
そもそも兎鞠さんが切っている萬子8mだけなのに読めるもんなの?


そして浅く読めば上記の結論はあり得るかもと書いたが、そもそも兎鞠さんは郡道さんのリーチに対して大長考をしてから手出しで1p22pと切っているのだ。この時点で兎鞠さんの手は歪んでいるので真っ当に当たり牌を読めるわけがない。ゼンツしているわけでもなく他にリーチ者がいる中での選択をしている人物に対して「大体読めるくね?」という台詞が出てくる時点で麻雀が浅い。郡道さんの捨て牌を見ても8mは安全牌ではなく、兎鞠さんが切った危険牌は端の1pと2pの対子であるために8mは関連牌でなく、危険牌として浮いていただけの可能性があるのにそれを考慮出来ていない。(まあそこまで見えていたらホンイツでないと読めそうだが)
そして仮にホンイツと読んでいたのなら、複合形から8mを切ってのテンパイで萬子の下目に良形の待ちがあるのかもしれないし、レアケースで変化を求めての浮き牌として8mを持っていた可能性が0ではない。またテンパイからテンパイの鳴きで8m単騎から別の待ちに待ち換えをした可能性があるのかもしれない。

勿論雀力が高ければそれらの内可能性が低いパターンを消去して当たり牌の候補を推測できるのかもしれないが、あの8m切りだけで679mを危ないと読むような人間にそれが出来るとは思えない。

念のため言っておくが、679mや白が危ないという読み自体はそこまで異常だとは思わない。しかし待ちがほぼそれらで確定すると言われると筆者にはよく分からないのだ。


☆楠さんがゴースティングをしていない場合は上記の読みをしたという事だと思うが、その場合は楠さんの麻雀はくるぶしくらいの深さしかないんじゃないかと思う。



その35 :ピンズの一通かぁ:E?

とりあえず以下の動画を十秒ほど見てほしい

郡道さんが一通返してと言うのが1:19:44
楠さんがなに?ピンズ?というのが1:19:47


当然だが上がったのはライフ先生であり、ゴースティングでもなければ郡道さん(下家)の手牌は一切見えていない。しかも郡道さんは一通としか言っていない。これを見てどう思っただろうか?


「なんか人狼の視点漏れっぽいな」
と思った人。筆者と同じ感性である。仲良くなれそう。

しかしそう考えるとその25の「二択なんだよなあ」も人狼の視点漏れみたい。


話を戻そう

ピンズと分かるはずがない!おかしい!」と思った方が大半ではないだろうか

リーチをした郡道さんの捨て牌を見ても、(一通だと言われた場合に)どの色の一気通貫か読むことは不可能である。これは断言してもいい。

しかしそれではゴースティング確定かというと、それは早計である
ピンズの一通だと読めなくても、萬子の一通と索子の一通はないと読むことは不可能ではないからだ。

一気通貫は特定の色の123、456、789の順子を作る事によって出来る。つまり、一種類でも4枚見えの牌がある色の一気通貫は否定されるのだ

それではと局が終わった段階での三枚以上見えている牌を数えてみよう

スクリーンショット (133)


2m四枚 8m三枚

1p三枚 2p三枚 4p三枚 9p三枚

2s四枚 3s三枚 4s三枚 8s三枚 9s三枚

萬子と索子は四枚切れの牌が一種類ずつあることが分かる。
これで、一安心だ。と、いうことでもう一度動画を確認してみる。






いや気付くの早くない?

一通と言われてから大体三秒で気づいている。この速度で気づくためには言われてから牌の数のカウントをしていては全く間に合わないだろう。そもそも画面が和了の確認画面に遷移しているため、捨て牌を確認することが不可能である。

つまりこれは、頭の中で場に出ている牌のカウントを完璧に行えている事を意味する。

自分の手牌にもある2sはともかく、2mの内一枚は副露した牌に見えており油断しているとかなり見落としやすい牌である。更に言えば、ピンズには三枚見えている牌が四種類もあり、油断していてはピンズにも四枚見えの牌があると誤認しかねない。先の読みで兎鞠さんに白待ちの可能性を示唆していたことからも、数牌だけでなく字牌のカウントもしっかりと行っていたのだろう。この速度での読みは二種類の牌のノーチャンスに気付けば出来るというレベルの内容ではない。全ての牌のカウントを行っていたからこそ、即座にノーチャンスから一気通貫の色を言い当てることが出来たわけだ。

つまりこの一気通貫の色を言い当てる読みは相当技術の必要な読みであるのだ。


「これくらい普通に分かるでしょ?大した事ないじゃん」

と言う人間は私がツイッターでこの場面を紹介した時にも何人かいた。きっと逐一画面を止めて時間をかけて深い考察をしたのだろう。
しかしそれは楠さんにも出来たのだろうか?彼女はコメントを読んだりコラボ相手とのトークも必要で、脳の100%を麻雀に注げるわけではないのだ。マルチタスクが売りの彼女でもパフォーマンスは当然落ちてしまう。
更にこのコラボ配信はチーム分けをして点数を競う特殊ルール下の麻雀でもあり、特殊ルールを理解することが苦手な彼女にとっては非常に厳しいステージであった事が容易に想像出来る。
その上この場面は二間リーチでともすればその安牌探しに追われてしまう可能性もあり、ダメ押しに対面も聴牌気配で、その手牌読みにも脳のリソースを割かれていた。

一人で黙々と打っている状態ならいざ知らず、この状況でトークを交えながら上記の読みを淡々と行えた事は素晴らしい技術の結実した結果に他ならない。

ここまで見事な読みを見せつけられながら楠さんの凄さを認められないとかしおちゃんアンチか?


そしてこの対局中の発言を確認してみても、楠さんが牌カウントを行っていない証拠は一切見受けられない。(枚数を根拠とする読みを行うべき場面がなかった)
当然、この場面でゴースティング疑惑を申し立てる事はばかげているだろう。


とここまでご覧になった方の中には

「楠さんにそんな風に読む実力があるの?」

という疑問を覚える方もいるだろう。
そんな方には、是非以下の動画を見てほしい

天鳳のアカウントを紛失してしまった際の話をしているのだが、25:28から
「その時の天鳳のアカウント(の段位)が7段か8段くらいだったんで」
と発言している様子が確認出来る。

天鳳をよく知らない方のために説明すると、天鳳はプレイヤーの段位によって一般卓、上卓、特上卓、鳳凰卓の四種類の卓が用意されており、鳳凰卓のレベルは下手な麻雀プロの対局よりも高いと言われている。そして鳳凰卓で麻雀を打つために必要な段位が7段なのだ。その鳳凰卓で勝ち越してようやく8段に到達できる。
他のVtuberの中ではあの咲乃もこさんの天鳳の最高段位が8段なのである。

また似た麻雀アプリの雀魂で魂天を取るためには天鳳で八段程度の実力があれば可能だとも言われている。

楠さんが7段か8段になった時よりも現在の天鳳のレベルが上がっている可能性はあるかもしれないが、どう見積もっても現在の天鳳での6段か7段の実力はあるはずだろう。

この発言が真ならば、この場面でのカウントを完璧に行ったことも不可能ではないだろう。

また

この7段か8段って代打ちか嘘なんじゃないの?
(代打ちとは他の人に代わりに麻雀を打ってもらう事)

と邪推する人間も数多くいた。(恥ずかしながら筆者もその一人である)

しかしその邪推も、この場面の読みを見せれば黙らせることが十分可能であろう。



しかしここで新たな疑問が発生する。

前回の記事のその22に注目してもらいたい。

スクリーンショット (104)

表題通り、2pをノータイム押ししておきながらノーチャンスの9sでオリ。郡道さんは1m9sのシャンポンだった。

押し引きの基準としてはありえないが、楠さんの雀力を考えるとありえなくはないかな...という感じ。
他の実力のあるVtuberがもしこの牌譜を残したら相当粘着されてもおかしくないし、表題の疑惑度もSSになっていると思う。

この記事では楠さんの雀力では7sが四枚見えている事にすら気付かない可能性があるということでDとしていたが、

今回の鳳凰民に相応しい読みを見せた楠さんの人物像と食い違いはしないだろうか?


もちろん今回の対局ではカウントをしていたものの、上記の対局ではカウントをし損ねたのではないかという意見もあるだろう。

しかし今回の対局は先ほども説明したように特殊ルール下であり、コラボ相手の人数も3人おりトークに向かう意識も大きくなる。二間リーチでもう一人も聴牌濃厚、その上で副露者の手牌読みまで行っていた
一方22の対局はコラボ相手は一人だけでルールもノーマル。リーチ者は一人だけで上家の郡道さんがリーチしてからは楠さんは口数が減りしっかりと安全度を精査出来る環境であったように思える。三麻で相手も減っている。

つまりどう判断しても今回の対局の方が麻雀以外で考えなければならない部分が多く。ミスが多くなるだろうと判断出来る。こちらでここまで完璧な牌カウントを行っておきながらその22では7sの四枚見えにすら気付かないという事があるのだろうか。


それだけではない。

今回の記事の疑惑の26、27、29、32、34あたりは楠さんの雀力があまり高くない前提でその分疑惑の程度が低くなるという考察になっているのだ。もし上記の「7段か8段だったんで」という発言が真であるならば、この場面の疑いは晴れるとしても他の場面の疑いは深くなってしまうのではないだろうか?
(元々筆者は7段か8段という発言が嘘か真か分からないという立場で記事を書いていたので、その分疑惑の程度が低まる項目が相当数存在した)


筆者はそう読める根拠がある場合ゴースティングの疑惑としては白である扱いをすべきであると考えている。
しかし、いかに根拠があるといえども、この項の読みを楠さんがしたと結論づけてよいものなのか。

片やそのときのアカウントが7段か8段くらいだったんで、という自称に全く引けを取らない素晴らしい読み
片や10年以上麻雀に触れた末の3000戦以上の対局で安定段位2.9を取るにふさわしい押し引きや読み

一体どちらが本物なのか。筆者が判断出来ることではないだろう。



おまけ

※この項はかなり邪推が入っているので全て鵜呑みにはしないほうが良いかもしれません。しっかりと動画を見て検討するようにお願いします。

多くの疑惑を紹介した以下の動画

であるが、この動画の配信日は2020/08/07である。

そして07/31には楠さんは

このnoteを出している。

つまりこの配信をしている時点でec騒動に気づいていただろうし、この時期に不用意な行動をすればアンチの人間が騒ぐ可能性があることも承知していただろう。
また麻雀板のスレッドでは筆者が記事を書く遥か以前からゴースティングについての話がされており、アンチが注視している状況でのゴースティングは致命傷になる危険が高いというのは火を見るよりも明らかだ。

なので正直筆者はこの配信を見る前は

「流石にこの状況でのコラボ配信ではゴースティング疑惑が生じるような場面は存在しないだろう」

と思っていた。

だがいざ蓋を開けてみるとこの有様である。

しかしながら、この配信の楠さんは他のコラボ動画の時よりも読みをする頻度が増えており、そしてそれとともに実際の相手の手牌とは異なる発言をしている時が少しだけ発生しているうえ、相手の手牌が分からない、読めないという頻度も増えている。(それでも当たり牌は言い当てるが)

つまりゴースティングをぼかしているように見えるのだ

勿論ちゃんと数えるのは面倒なので印象の話だ。
なんかよく分からない事を数えてる人いたしね。本当の所はその人が教えてくれそう。

ゴースティングを疑われると思って誤魔化そうと画策したのか
ゴースティング行為は元々しておらず読みが外れただけなのか
(それでも未だ的中率の高さは異常な値を維持しているが)

どちらなのかの判断は各人に任せることとしたい。




結論

ここまで疑惑をまとめた。最終的な判断はやはり個々人にお願いしたい。

楠さんがゴースティング行為を実際に行ったかを筆者が確定させることは出来ない。
しかしここまでおおきな疑惑があるにも関わらず業界からのお咎めが一切なしでは

ゴースティングだろうがなんだろうがとりあえずズルしてでも知名度上げといて集客力さえあれば麻雀業界は使ってくれるし誤魔化してくれるんだな。

『麻雀業界は不正行為し得な界隈だ』と思われてしまいかねないのではないだろうか。というか現在筆者はそう邪推している。

少なくともオグラさんによる楠さんのゴースティング疑惑が話題になった際に、業界の人間は疑惑を認知したはずだ。それなのに疑惑には完全にノータッチ、あるいは最初からあるわけないと誤魔化して、騒動が過ぎるのを待っているかのように感じていた人は多かったのではないだろうか?このまま疑惑が収まって、ec騒動もそこまで長引かなければ知らないふりでもう一度楠さんを使うつもりでは?と邪推した人間も一人や二人ではないだろう。


前回の記事から繰り返し書いているが、筆者は出来るだけ真面目に頑張っている人が評価されて、不正行為をするような人間は少なくとも麻雀の公式番組やそれに類するものには出てこれない状態が良いと信じている。

別に麻雀団体や業界の人間に「楠さんは不正行為をしている」と認めてほしいわけではない。

もし不正行為が事実なのだとしたら毅然とした対応を取るつもりである

という立場を表明してほしいのだ。知的ゲームについて活動する団体として、不正にはしっかりとした立場を取る事が信頼に繋がり、長期的にはプラスになると信じている。

勿論筆者は麻雀業界の著名人などではなく、いち麻雀ファンに過ぎない。
しかし、ただのいち麻雀ファンとして、例え自団体の人間でなかったとしても、不正行為の疑惑が発生した人物に対してはどのように対応するべきなのか、今一度考える事をお願いしたいのだ。


どうかよろしくお願いします。