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【Podcast】「攻殻機動隊」9課の皆さんはなぜ出勤するのか

 兄弟で映画やアニメの中のテクノロジーを取り上げるPodcast「接客業兄とプログラマー弟の長電話」をやっています。第1回は、金字塔「攻殻機動隊」を取り上げました。考えてみれば、オフィスに出勤してる9課の皆さん。なぜ、なんでしょう。Podcastの一部を記事にしました!

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エンジニアはみんな攻殻機動隊が好き?

兄:攻殻機動隊はエンジニアの中でやっぱり神聖視されてるイメージがあるんですが…。

弟:いや…別にされてないんじゃないかな(笑)

兄:え! オードリー・タンとかの印象もあったんだけど。

弟:僕のイメージだと、ソフトウェアの人たちにそういう文化ないかなあ。宇宙工学勉強してるときは、みんな宇宙兄弟見てたけど、プログラマーはスパイファミリー普通に見てるよ。

兄:弟も僕のススメで見たもんね。

弟:うん。

兄:ネトフリで少佐が可愛い感じになったけど、それでも?

弟:難しいし、万人受けとは違うんじゃないかなあ。

兄:用語とか難しいよね。でも、それは、テクノロジーが出てくる作品あるあるで、高度な言葉が飛び交ってる感じが良いんじゃないの。パターン青!みたいな。っていう演出でしょ。

電脳はスマホ代わりになる?

弟:攻殻機動隊の電脳化はインターネットに接続するインターフェイスって感じがする。パワーアップするとかじゃなくて。

兄:パワーアップは義体だね。今でもスマホ無しでネットにアクセスしたいよね。

弟:電脳化が実現したら、電脳が今のスマホの位置になるんじゃないかなあ。

兄:義体は抵抗がある世界観だけど、電脳はみんなしてるよね。

弟:視界をいじれるからアナログな表示減らせそうだよね。例えば、信号は共通で見えてるものがあるとか。

兄:なんなら見えなくても停止の命令だけ送れば良いんじゃない?

弟:確かに。

兄:今でも車の自動運転とかそんな感じじゃない。

弟:アイアンマンでジャーヴィスがいちいち情報をディスプレイに出すんだけど、それは人間が視覚的にチェックして大丈夫だなって安心するために表示してるって考察があるんだよね。だから、停止命令が来るより、見えた方が安心しそう。

兄:ゴーストってことか。

個を識別するものは何?

兄:システムの中で生きてたら自分を識別するものって何だろうって現代でも思う。

弟:個を識別するのって、他の人が認識するためにあるんじゃない。記憶が変わっても性格が変わっても自分は自分だってわかるでしょ。自分はあの人と同じかもってならない。他人からすれば、AさんとBさんの違いが必要になってくる。

兄:でも、ゴースト無いと自分自身でも精神安定しなそうじゃない。

メタバースの流行について

兄:メタバースの流行はどう思う?

弟:いよいよ楽しそうって感じ。大学生だった時も、3D空間で声の反響だったり向きの指向性なんかを再現する研究してる人いたなあ。

兄:あったら良いなってこと?

弟:うん。Zoom飲み会とかでもさ、今は一人の話全員で聞かなきゃいけないじゃん。

9課の人たちはなぜ出勤するのか

兄:セキュリティの問題かな?

弟:もはや境界が無いのかもね。当たり前すぎて。オンラインもオフラインも同じ。

兄:出勤中とか運転中も会議してるし、何なら体もいっぱい持ってるもんね。でも一応集まる。

弟:どっちでも良いんじゃない。出勤してもしなくても。

兄:9課の出勤は任意なんだ(笑) タチコマは出勤しないと使えなそうだなあ。逆に、あの世界は出勤する人の方が珍しいんじゃない?一般の人たちはリモートで仕事してるみたいな。少佐たちはタチコマ使ったり、でかいコンピュータ使わないといけないから。理系の大学生、学校に行かなきゃいけない問題みたいな。

弟:接待とかもあるよね。オフラインで会うの大切にしてるよね。

兄:タチコマが街に出る話あるじゃん。AIですらオフラインで学習してるもん。

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