次に欲しいカメラはない...ない?

実際、後先考えなければ欲しいカメラはある。
が、散財に見合った満足が得られるとは思えない、というよりも現在所有している機材で十分満足しているので、恐らく購入してもテンションは上がらない。
ちなみに、所持しているカメラは以下の通り。
・FUJIFILM X-T4
・SONY α7Rii
・OM-D E-M1 mark II
・LUMIX GX7 mark II
・Canon EOS 60D
・Nikon D5100
・PENTAX K-50

かつて欲しかったカメラ

今のカメラ体制になるまでは、「2台目はどうしようか」「全部売り払ってフルサイズ機に完全移行するか」等という妄想をしつつ、マップカメラの中古を漁っていたのですよ。
そんな妄想の中で欲しかったカメラは以下の通り。

・X-pro3
見た目で欲しいと思ったカメラ。こいつとX-T4のどちらを購入するか迷った結果、動画性能を考えてX-pro3は諦めたのだ。
しかし多マウント化をする前にX-T4とX-pro3の体制で行こう、という妄想は何度もした。では、
Q. 何故買わなかったか。
A.家電量販店で触った感覚が手に馴染まなかったから。
これね、自分でもなぜ躊躇ったのか不思議なんですよ。ただ、「なんか違う」という気持ちを抱いてしまったが最後、結局購入に至らなかった。

・X100V
X-pro3と同時期に迷っていた一台。ハイブリッドビューファインダーを使いたいがために購入候補として挙げていた。
あの素敵メカはもっと流行ってほしい。
が、店頭で手に持った瞬間にコレジャナイ感を抱いてしまった。意外と大きくて自分のスナップ用途に合わないと感じた。
そしてファインダーの故障率の高さ。あくまでレビューでしか見ていないし、機械製品だから仕方ないという側面もあるが、自分はメーカー修理に極力出したくないズボラマンなのだ。
結局悩んだ末、購入に至らず。

・Nikon D810
フルサイズ機に手を出すか迷った際に候補としていたカメラ。
高画素機かつ評判も高く、当時中古10万円程度で買えることもあり、値動きをよく見ていたのを憶えている。
が、「今から一眼レフを買うのか…?」「メーカーサポート切れたらどうするんだ」という不安が拭えなかった。
どうやら自分は複雑な機械に対して信用しきれないらしい。
(だって一眼レフのファインダーで追い込んでもピント外すときあるじゃないですか。要はファインダーとAF検出の部分にズレが生じるからであって、その部分はメーカー対応しかない訳で。ミラーレス機は最悪MFで何とかなるけどレフ機は致命的だよね、という)
この後α7Riiを購入し、無事物欲は解消された。

・ライカ D-LUX7
パナソニックのLX100mk2のライカモデル(断言)。
カメラ好きに一度は訪れる、「ライカ欲しい病」に発症した際に悩んだカメラ。M型ライカに行かないのが何ともせせこましい…
コンデジは持っていない、マイクロフォーサーズ機もない状態だったので、かなり魅力的に見えた。
が、ライカを買ったら別のライカに移るんでしょ、という偏見から購入欲を押しとどめた。絶対に満足しないだろう、という予感があった。
その後、GX7MK2を購入してコンデジが不要になり、購入欲は完全に消えた。

・LUMIX S5
フルサイズ機欲しい期に候補に挙げていたカメラ。
4K60p対応(クロップ有)、値段も手ごろ。自分の要求を満たしているカメラだと言っていい。
店頭で確認した時も違和感なく使っていたし、全く悪いところはなかった。
あれ?何で買わなかったんだろう。

・SIGMA fp
現行機の中でも独自路線を進んでいる(ように見える)SIGMAボディ。
その中で比較的入門し易い、しかもフルサイズ機ということで一度検討した。
カラーモードもありSIGMAの画作りも体験できる。写真も動画も何でもござれ。
…なんで買ってないんだっけ。4K60p撮れないから?それだけ…?

買う機会があれば買っていたかも?

欲しかったカメラを振り返ってみると、まだ購入欲は消えていないらしい。
何故買っていないのかと言うと、単に機会がなかったのだろうと思う。
あと、他のカメラを買って満足した結果、購入欲が消えたように感じたのだろう。
カメラを構える身体は一つだしね。複数台持っても仕方ないんですよ、本来は。

あと、カートに突っ込んでから合計金額を見て冷静になることがあるので、その冷静さを失うほどのモノがないのかもしれない。
その有無もまた購入機会に関わるところなのかも。

欲しいカメラは?

多くの人が一度はやるであろう、メーカーを跨いだ性能良いとこ取りカメラスペック妄想コーナー!
が、勿論妄想し過ぎて破綻するのも虚しいので、現実的なものを以下に書き散らす。
・FUJIFILM X-T一桁シリーズの操作系
・レンジファインダー型
・ハイブリッドビューファインダー(OVF/EVF切替)
・FUJIFILMのフィルムシミュレーション付
・一方で癖のないRAW撮影が可能
・4K120p
・Log撮影
・動画撮影でISO3200までノイズに強い(≒α7SIII)
・USB給電
・バリアングル液晶
・フルサイズセンサー
・手振れ補正機能付きorSIGMAfpほどの小型ボディ
・20万円台

逆に諦めた、不要なものも記載する。
・被写体認識AF(動体撮影しない)
・長時間の動画撮影機能(30分以内で十分)
・高画素(ノイズ耐性を上げて高画素、というのは無茶かなと思ったり。欲しいけど)
・コンデジ並のコンパクトサイズ(間違いなく無理だろ)
・価格(10万円台に抑えるのは流石に無理。20万円台も厳しいでしょうね…)
・グリップ(外見を損なうなら不要)

こうも列挙すると、
・見た目重視
・楽に良い写真を残したい
・が、RAW現像も妥協しない
・動画撮影性能も重視
みたいな頭の悪い妄想になったものの、ギリ実現できる気がする。
FUJIFILMがフルサイズセンサー出すことはない(はず)なので不可能だけど。

でもね、昨今X-H2やX-T5を見て悲しくなったのは自分の要求スペックが需要に沿ってないからなんですよ。
個人的にはX-T4は自分の要望に沿っていて、色々できる万能カメラ+レトロな外見というバランスの良さで購入に至った訳で。
「チルト液晶がスナップ撮影に最適!バリアングルは不要!」という声が大きかったのは事実。自分も他の趣味がなければそう思ってる。
需要がないのは分かった。でもX-T4の路線でバリアングル液晶を付けてほしい。

妄想したカメラが来たら手を出すだろうけども、きっとカメラは買わないだろうな、今年は。



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