とりあえず、好きな場所には何度でも
夏休みも終わるということで、子どもに遊びに行きたいところはあるか聞いてみた。
「千葉市科学館か、お台場のレゴランド」
「…………。」
この2か所には、子が小さい頃から何度も、何度も、何っっっ度も、行っている。いい加減、飽きないのだろうか?
「飽きない。
好きなところでいいよって、言ったよね?」
こういうところは意外と譲らぬ子なのである。
とりあえず、まずは、千葉市科学館に出かけてきた。
複合施設・きぼーる内にある、科学に親しむ施設。楽しい展示に触れることで身近にかくれている科学の原理を知ることができる。
以前に書いた千代田区の科学技術館も、遊びをとおして科学と触れ合えるが、千葉市科学館の方がより展示数が多い印象だ。
プラネタリウムで上映される内容も、宇宙や星だけでなく、地球の成り立ち、環境、古生物、恐竜など、様々なテーマがある。
出かければ、年齢、性別問わず、興味を持って楽しめるものを見つけられる。
来館した日は夏祭りをテーマにしたイベントを開催していた。
プロジェクションマッピングの花火や屋台の食品サンプル、お祭りとゆかりが深い生き物の話(金魚、亀、ヒヨコ)など、“祭り”に関わる科学が所狭しと展示されている。
自由工作のアイデアにもなりそうな、磁石釣りや空気砲も!
常設スペースはワンダータウン(8F:視覚・音・光・数の不思議を知る)、テクノタウン(9F:乗り物・デジタルなど暮らしを支える技術を知る)、ジオタウン(10F:宇宙・地質・気象など自然を知る)の3フロアに分かれている。
何っっっ度も来ているなどと不満気に書いていたが、展示を前にすると大人もつい、初見のように遊びふけってしまう。
ほかにも、自分の顔や声を録音録画して合成する展示(人面犬を完成させる親子)、タッチパネルのクイズ(地震、環境など、タイムリーなものもたくさんある!)、月の重力を体験できる展示(この日は体験できず)など、紹介したいものは尽きない。
そんな中で、来たら必ずやってしまうのがお天気スタジオだ。
小さい頃からよく本を読んでいたからか、子はなかなかに上手く原稿を読む(気がする)。
毎回スマホに録画し、年々上手さが増している(気がする)と、成長を楽しんでいた。
さて、今年はどうだろう(ワクワク)?
【ON AIR】
「どうもー! ◯◯でぇーす!」
……。
YouTuber的なノリで読みやがった……。
とりあえず、コレはコレで立派な成長と言えるのかもしれない。
青春のアイタタタッな1ページとして、大人になるまでとっておいてやろう!
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