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更年期障害について思うこと

私の場合、40代に入ったくらいから疲労感が強くなり、朝から仕事を開始して、お昼の3時位には疲れきってしまい集中力がなくなる感じだった。
「40代なんだから当たり前だよね」と自然な老化現象として受け止めていた。
そして急にカッーと上半身だけ暑くなったら、ちょっと歩いただけで顔に異常なほど汗かいたり、めまいがしたり、、、なんだか今までにはない症状が色々起きて、一体どうしたらいいのかと困惑する日々。
とりあえず対策としてサプリを試したりはしていたけど、ある時

「これって更年期障害なのかも。女性ホルモンの減少で起こってることなのかも」

と思い、更年期に関する本と数冊読んだり、YOUTUBEで関連動画を見て色々情報を収集を開始。メディアによく出ている高尾美穂先生の動画はとても参考になりいろんな治療法がある事を認識できた(男性にも更年期障害があることも知る)。特にHRT治療(ホルモン補充療法)には興味津々。この治療をしたら自分が今抱えている”しんどさ”は全て解消されるのでは?と思えたのです。

で、それから実際婦人科の病院に行ったのですが、、、
そこで血液検査をしてもらっても私の女性ホルモン値が正常だと言われてしまい困惑してしまう訳です。
とりあえずホットフラッシュの軽減にため、漢方治療が開始され、
試行錯誤の日々が数年続くのですが、、、
その間私は誰にもこの事を相談出来ませんでした。正直今でもできてない。
周りに同年代くらいの人はいたのですが、「更年期症状」はとてもデリケートなテーマのような気がして口に出す勇気がありませんでした。
そして何よりも「自分の更年期を人に知られたくない!」という気持ちが大きかった気がします。
自身が20代や30代だった頃、会社でヒステリックな年配の女性がいて、周りがそれを見て「あの人更年期なんじゃない」とバカしたような口調を話していたのを記憶していて、自分も馬鹿にされるんじゃないか?と恐怖があった気がする。

実際世の中、更年期を嘲笑する傾向が高い気がする。男性だけではなく同性である女性からの理解も少ない。


少し話は逸れるが、先日朝ドラを見ていて主人公が生理痛が酷くて学校をお休みするシーンが描かれているのを見て、「時代も変わったな」と思った。
私が記憶する限り日本のTVドラマで月経描写について描かれているのも目にした事が無かったから。
こーやってドラマを通して、「生理」という女性の健康課題への理解が進んでいくことに嬉しく思うと同時に、「更年期障害」についてももっと世の中の理解が深まり、中年女性が堂々を話しが出来る世の中になって欲しいと思う。



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