青春18×2〜君へと続く道〜
旅先で出会った1人の青年に恋をした。
青年もまた彼女の純粋な笑顔に惹かれた。
自分の残りの人生を彼に捧げたいと強く思った。
そんな願いなど叶うはずもないのに。
旅のはじまりが台湾でよかった。
夢を追いかけるあなたに出会えたのだから。
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※ネタバレ含みますので、これから映画を見る方はお控えください。
ずっと見たかった作品。
国を超えて、言語を超えて、
2人が恋に落ちている雰囲気が最高でした。
アミに恋をした当時のジミーはまだまだ子どもで、
優しさの中に可愛さと面白さを兼ね備えていて、
カタコトの日本語を話す感じが可愛かったです。
劇中でのアミの歓迎会のシーンで、
彼女の放ったセリフがとても心に残りました。
旅の目的について問われたアミは、
『自分が自分のままでいいんだって思える場所を探している』と。
なんかこういう類の奥深い言葉がすきです。
いろんな年齢や性別の人と出会っていると、
みんなそれぞれ個性を持ってるから、
自分も変わらず、私は私でいいんだなって、そう思えるのは私だけでしょうか。
また、アミの気持ちに深く共感した作品でした。
ほんとはジミーのことが大好きだけど、
病気だから彼が悲しまないように行動したり、
特に映画が終わってからの2人の会話のシーンでは、
自分が戦ってる病気のことを話せずにいる中で、何も知らない彼があたたかい手で包み込んでくれて、その優しさに甘えたくなって、ずっと一緒にいたいって思ってしまうところ。すごくよかったです。
人を好きになることって愛おしいだけじゃなくて、苦しくて、辛いこともたくさんあるんだよなと思ってみてました。
ロマンス映画ということもあり、
『人を好きになること』
『恋に落ちること』
『この人と一緒にいたいと想えること』
『お互いに夢に向かって頑張ること』
そして、
『若いからこそ夢中になって青春を謳歌すること』の大切さが詰まった作品のように感じました。
また新たな作品が、私の感性を生き返られてくれたように感じます。
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