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おとなはホウレンソウが好き

こんにちは。long(@kametaro)です。1週間で自分がつぶやいたことを1つピックアップして妄想を膨らませる試み。今週はこちら。

ところで、こちらの記事(↓)によると、ほうれん草は子供が好きな野菜にも嫌いな野菜にもTOP10にランキングされてませんでした。あんまり興味を持たれてないというか、子供にとって存在感の薄い野菜なんでしょうかね。

一方、大人が好きな野菜には結構ほうれん草がランキングされてまして、大人になるほどその良さがわかってくる野菜、それがほうれん草なのかもしれません。

さて社会に出ると、どこからともなくホウレンソウはビジネスマナーだ、とかよく耳にしますが、それは大人がやりやすいように定めたルールに、後から来たやつは従えと言っている気がして、個人的にはあまり賛同できないんですよね。したけりゃすりゃいいじゃん、マナーってなんだよ。

自分に置き換えてみても、社会に出てすぐは自分が所属する企業の成長なんて正直どうでもよかった。とにかく、自分がこれから生きていくための術を身につけようと、それだけに必死でした。それに、大人の中には自分を馬鹿にしたり攻撃してくる人も一定数いたりして、そんな相手に下手に相談なんかしたら、「えー、お前。そんなことも知らなくてよく仕事してんなー」とか嫌味を言われたりね。でも、誰がそういう大人なのかを見分ける目もその時点では養われてないので、一度そういう経験をするとますます相談するの躊躇しちゃったりします。

自分を省みると、大人になり組織での生き方を学ぶうちに、ほうれん草が次第に食べられるようになったのと同様に(そんな好きじゃない)、ホウレンソウが自然とできるようになったように思います。ホウレンソウなんて、しょせんは組織を円滑にする手段であってマナーだからやるようなもんじゃないと思いますよ。それって実はホウレンソウを求めている側の単なる不安に起因してたり、ホウレンソウする相手は何か別のシグナルを出しているにもかかわらず、自分がマイホウレンソウプロトコルにこだわり過ぎて、それを見逃してるだけってことも少なからずあるんじゃないかなーと思うんです。

普段どうでもいいことは話してたって、ホウレンソウは割と深刻な場面でできるかどうかが大事ですよね。そういう心理的安全性は、普段からどうでもいいことを話してて勝手に生まれるものじゃなくて、「頼れる大人」として相手に認めてもらっていて、困った時に想起されることからだんだんと形成されていくんじゃないでしょうか。ホウレンソウしたいと思われる大人に自分がなっているか、相手を責める前に自分を振り返らないとなーと思ってたりします。

まとめ

今週もまた箸にも棒にかからなことをつらつらと書いてしまいました。福岡出張でひさしぶりにもつ鍋を食べました。と言うわけで、本当はほうれん草じゃなくてニラをたくさん食べました。うまかったな。

今週もがんばろー

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