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I et.al.
2024年5月28日 20:26
もはや 確からしいものはない午後二時雨の反響だけが輪郭を探り柘榴の光が落ちる人間も踏切もしばしの午睡歩道橋に雲を見下ろす都市 アスファルトのゆれる水そのとき風は有楽町駅を吹きすぎて浜松町方面快速の速度を後押しする山紫陽花の白い花弁から東京の六畳の部屋のペン先の滲みから台風の影響で運転を見合わせる車内から鬱蒼とした記憶の森の名も知らぬ植物たちの犇くその暗みから素晴らしい速