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子育てに学ぶしつけのコツは制限と解除

子犬は犬というだけで子供であることに違いはないのですから、子育てという教育をするべきなのは同じですが、そのことを忘れている飼い主はこぞって同じ失敗をします。

子供はいつか成長して親になるものですから、自立を目的にすれば、共通していることは沢山あります。

例えば失敗しないためのコツ。制限と解除など。

子供に自由を与えるとロクなことにならないのは、子育ての経験者ならよくわかっているでしょう。制限と解除はそのために必要なことですが、わかりやすい言葉で説明すれば門限とお小遣いが最適かもしれません。

子育ての経験がなくても子供だった経験はあるでしょうから、門限やお小遣いに制限があったことは理解できると思います。

ほとんどの人は子供の頃のお小遣いは数百円、門限は日暮れ前だったでしょう。ただその制限も年齢があがり信頼を得てくれば、解除されていきます。

中学生ならお小遣いは数千円になり、門限は夜の早い時間まで、大学生にもなればお小遣いの桁はまた上がり、門限は日を跨ぐことも。

子犬も子供と同じように、成長とともに出来ることが増えていきますが、子供と違い人の常識や善悪は理解できません。初めから自由を与えるとだんだんとその存在は脅威へと変わってきます。

しかしそこで制限を掛けると今までの自由を奪われた犬はストレスを感じ、さらに運動欲求を持て余すことで問題行動を起こすでしょう。

犬の本能的な欲求や習性は問題行動ではなく、ただ人にとって不都合というだけのことですから、お小遣いや門限を厳しくするようなペナルティを課すことで、問題の解決に繋がることがないのは言うまでもありませんね。

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