意外と知らない肉食動物の真実

少し前に牛の秘密を暴露し、草食動物の秘密は白日の下に晒されたので、今日は身近な肉食動物の猫についてお話ししたいと思います。

猫が肉食動物と言うのはご存知の方も多いと思いますが、実は肉食動物は肉だけを食べて生きているわけではないのです。
ちなみに魚も動物性タンパク質なのでここでは肉食にカウントしてます。

まあ猫はキャットフードだけで生きていけるから、たいして驚くような話でも無いかもしれませんね。でもよくよく考えるとちょっと不思議に感じませんか？

多くの肉食動物とは知られていないだけで野菜や果物なども食べますから、肉だけを食べると言うわけではありません。
厳密に言うと肉食動物は植物性の食品だけでは生きていけないのです。

ドッグフードとキャットフードにはその点で違いがあるのですが、これを正確に理解している人は割と少ないみたいですね。
おそらくペットショップのスタッフさんたちも説明出来る人はほぼ居ないようです。

そのことについては次回に持ち越しましょう。
ネタ切れしそうですし。

逆に言えば肉食動物が草食動物だけを食べて生きていけるのは、獲物である草食動物の身体が肉食動物とほぼ同じだからです。

獲物は生きているのですから、健康維持のために必要な栄養を持っているということ。
つまり肉食動物は、草食動物の内臓や骨からビタミンやミネラルも摂取しているので、草食動物だけを食べて生きてかことができるんですね。

いやはや食物連鎖とはホントによく出来てます。

ちなみにネコが1日を健康に過ごすために必要な栄養をネズミだけを食べて賄おうとするならば、最低10匹のネズミを食べなければならないらしいです。