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【日記】珍イベント!Nakid Bike Rideを覗きに行ってみた🚲

" 安心しないでください!履いてませんよ (もはや全裸) !! "

6月10日(土)のイギリスではそんなイベントが行われました。
今回はその様子についてリポートします。

<そもそも、どんなイベントやねん??>

イベントの内容自体は「裸で自転車に乗って街を滑走する」というシンプルなものなのですが、
実は環境保護活動等の呼びかけの一環として、パフォーマンス的に行われているのです。

The campaign seeks to draw attention to its themes by being a fun, well-behaved, lawful spectacle that delights the public and attracts media attention.(このキャンペーンは、人々を喜ばせ、メディアの注目を集め、楽しく、お行儀よく、合法的に目立つことで、そのテーマへの注目を集めることを目指しています。)

https://wnbrlondon.uk/

ぱっと見おバカっぽいのに攻めたことをしてても、根はちゃんと真面目な目的があるところにヨーロッパらしさが現れているような。

彼らが呼びかけているテーマは次のとおり。

・protest against the global dependency on oil
  (世界的な石油依存への抗議)
・curb car culture (車文化の抑制)
・obtain real rights for cyclists (自転車利用者の権利獲主張)
・demonstrate the vulnerability of cyclists on city streets
  (街路における自転車利用者の脆弱性を実証する)
・celebrate body freedom (身体の自由を祝う)

https://wnbrlondon.uk/

自転車のライダーがそれぞれの主張したいことを
旗にして宣伝にしたり、体に文字を書いたり、様々な方法でアピールしていました。

旗を写真で撮らせてもらいました。年季がすごいです…!
こちらのおじさまは自分から撮影を許可してくださいました

<当日はどんな感じだったん??>

さて、このイベントについて理解したところでいよいよ当日の様子です。

1.集合場所に行ってみる

公式のホームページには当日のライダーの集合場所が掲載されており、誰でも確認することができます。

私は今回は家から一番近いRegents Parkに行ってみました。

Outer Circle, near NW1 4NA  Gather 14:35    Ride  14:50

https://wnbrlondon.uk/

太字にした箇所がイギリスでは郵便番号にあたり、Googleマップで入力するとすぐに出てきます。

今回向かった集合場所は公園(Regents Park)でした!

集合場所には余裕を持って行ったものの、すでに集団が!!

参加者の撮影待機の人も多数集まっており、多くの人で賑わっています。

2.トラブル発生! 始まる前に裸になっている人が…!

開始時間10分前。
ここでなんとフライングで全裸になった人が現れました!!

1人だけ全裸のため、流石に周囲もざわついてきます。

すると運営陣の1人と思われる参加者の方が駆けつけ、即刻注意。
さらには下を履くまで、側で見守っていました。

あくまでも事前に告知したルールは絶対に守るぞという気概を感じました…

フライング、ダメ絶対!!

3.いよいよ出発の時!!

いよいよ開始時間になりました。
まず、公園からすぐ脇の道路へ移動します。

一気に肌色率が上がってきました!

このタイミングで号令があり、参加者の多くが服を脱ぎ始めました。
駐妻見習いは露出に裸姿は見慣れていない人間ゆえ、最初は度肝を抜かれました….。みんなちゃんと思ったより裸や…(当たり前

もちろん、裸になることは強制ではないので
下着姿の人や服を着たままの人も見受けられました。

そして全員が服を脱ぎ終え整列したところでGO!!出発です!!

ライダーの皆さん、ご安全に!!

この光景がかれこれ3分ぐらいは続きました。

多くの人が、思ったよりも楽しそうに、そして節度を守ってイベントに参加しており、ライダーたちとすれ違う歩行者も思わず笑顔になっていました。

終わりに

最初は60%以上冷やかしの気持ちで見に行ったのですが、
参加者と街の人々の和やかな様子を見ていたら
なぜかとてもいい活動に思えてくる…そんな不思議なイベントでした。

コロナ禍を除いては毎年開催しているようなので、運が良ければぜひ皆さんもご覧くださいませ!!


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