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次女との過去生:セルフ前世療法⑦

セルフ前世療法をやってみて、どうも子育てに向き合うことが、今の私の課題らしいと思った。

前世の私は、戦国時代の武士で、幼い子どもの成長を見守れなかったり、一緒に居れたのに心の傷のせいで、子どもと向き合うことができなかったことを悔いていた。

きっと私は、子どもと一緒に成長したり、悩んだり笑ったり、とにかく子どもと過ごす日々を味わうために、ここにいるんだろうなと思った。

今まで見て見ぬふりをしていた子どもとの関係性に、もう少し腰を落ち着けて向き合ってみようかな、と思った。


気持ちを言葉にするのが難しい次女

3人の子どもの中で、いちばん難しさを感じている次女。年長。かんしゃく持ちで、うまく言葉にならず、怒ったり泣いたり手が出たり。

ついつい私も心配しがちで、助けの手を差し伸べがちで。自分でできることの幅を狭めてしまってるようにも感じる。

言葉で伝える練習をしよう、と、この一年がんばってきた。だいぶ言葉にできるようになった。感情を言葉に乗せられるようになったというか。

それでも、疲れてるときは言葉にならず、怒り出したり、泣き叫んだり。弟を叩いたり。

困ったなぁと思うこともある。

厳格なおばあさんと、声の出ない少女

前世療法に関係する人のnoteとか見ていて、友達や知り合いとご一緒した前世を見に行く、というのを見つけた。前世で姉妹でしたーとか、姫と騎士でしたーとか。面白いなと思った。

そうだ、次女と私が一緒に時を過ごした前世を見てみよう。
なんか、わくっとしたので、機会があれば、とふんわり思っていた。

そして、またまた一人でお風呂に入れたときに、セルフ前世療法を実行。

最初、次女と一緒の前世の場所を特定するのに、手こずった。なんか、イメージが定まらない。たぶん、一緒に居たことが複数回あったのだと思う。場所のイメージがあっちこっちに飛ぶ。どれかを選んだ方がいいのか、と思った。

そしたら、たぶんイギリスで、たぶんスコットランドで。昔の建物の名残の大きな石がゴロゴロしてる、丘のイメージを捉えた。

そこをぼーっと見てると、煙の匂いがしてきて、屋内にイメージが移動した。パチパチ燃えてるところで何かの肉を焼いている。ウサギかな?丸焼きしてる。

ついに人が現れて。前世の私は「おばあさん」だった。髪の毛はグレーで、ひとまとめにしてる。体はかなり大きい感じで、鼻メガネをかけていて、しかめっ面の、ちょっとこわい雰囲気のおばあさん。真面目で厳しいのかな。肉厚という大きさではなく、骨格がしっかりしてる大きさ。

家の入り口のあたりを見ると、孫ぐらいの年齢の少女が歩いてきた。10代かな。白い布?帽子?で頭をおおっている。水をバケツに入れて運んだり、家の仕事をしている。これが次女だ、と思った。

あとから感じたのだけど、もしかしたら声が出ない、話せないのかも、と思った。

おばあさんは、厳しく接することも多いみたいだけど、この子に本を読んで聞かせたり、髪の毛をブラシでといてあげたりしたいんだな、と思った。このおばあさん、本を読めるって当時では珍しいんじゃないか、とも思った。

すごく少女の世話をしたい、かまいたい気持ちを感じた。でも厳しく育ててる感じもして、少し心の距離を感じた。

そうかー。前世の次女、声が出ないなら、話すのにも慣れてないよね、と思った。
話せないのなら、少女が伝えたいことがあっても、伝えられるまですごく労力がかかるだろうな。おばあさん、根気強く関わる必要あるよね。

聞く・話すに頼るコミュニケーション

最近、職場でろう者の方のサポートをした。手話話者とのことで、手話で話せない私はスマホの文字起こし機能を使って、私が話す内容を文字で見てもらった。パソコンの困り事のサポートで、あらかじめメールで相談を受けていた。パソコンの設定をするのに直接会って、こちらの質問に、はい・いいえで答えてもらったり、少し筆談で答えてもらったりした。

聞いて、話して、というコミュニケーションに、自分が慣れきっているのを痛感した。話す内容を文字にして確認してもらうのは、ひと手間かかる感じがしたし、スマホの便利な機能がなかったら、さらに何倍もの時間がかかるな、と思った。

普段慣れていないコミュニケーション方法を取ると、脳みその全然違う部分を使う感じがした。いつもと違う負荷がかかるように感じた。

そんなこともあって、おばあさん、コミュニケーション大変だったろうなと思った。きっと前世の私は、じっくりと少女に向き合って、お互いの伝えたいことを、伝えたり読み取ったりしていたのだろうな。

もどかしさも、きっと感じていただろう。でも、気持ちや考えを、伝えたい知りたいと思うから、そのために必要な手間も時間も惜しまずに、伝え合う努力をしていただろう。

言葉に頼って、聞いて話して、素早くコミュニケーションを取ろうとし過ぎてるのかもな。次女が言葉にしづらい部分を、私が言葉にしてみて、そう感じてるのか、そうじゃないのか、ひとつひとつ確認していったらいいのかもな、と思った。

次女の変化

そんなことがあって2週間ちょっと。

卒園式を迎え、小学生になる準備をしている次女。卒園式を機に、急激に言葉が豊かになった。なんか急にすごく自信がついたみたい。今まで初対面の大人には声すら聞かせないこともあったのに、ベラベラとおしゃべりしてる。

なんでしょうね、この感じ。セルフ前世療法との関係性はちょっとよくわからないけど、急におしゃべりになった次女。
私もひとつ、何か向き合えたということなのかな。

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