「絵の描き方」が行き着く先は 2022年6月22日
「ゆうれい描きたーい」と思ったので、ゆうれいを描いた。
途中で男の子も描きたくなったので、男の子も描いた。
幽霊。ゆうれい。漢字で書くのと平仮名で書くのとで、だいぶ印象が違ってくる言葉だなと思う。
漢字で描く「幽霊」は悍ましい。ドロドロしていて、リアルな感じ。そこまで物騒なのは気分的に違うなと思った。今回描きたかったのは平仮名の方。
ひらがなの、ふにゃんとした方。
ふにゃんとした、ゆうれい。
【今回試したこと】
・影を塗る時、そのまんま色をのせた(乗算レイヤーを使わなかった)
・全身描いた(いつもサボってた)
・テクスチャーを使わなかった(シンプルな絵にしたかったから)
絵の描き方を解説してくれる人が言う「描くときに、◯◯を意識する」ってアドバイス。
ああいうの、読んでも「むずかしい……分かんない……」ってなるだけで終わっちゃう。
例えば、服のシワの描き方。
・関節の位置を意識する
・服の縫い目を意識する
・布の一番突っ張る部分を意識する
色々読んだら、こんな風に書いてあるものが多かった。ありがたく参考にさせていただきました。だけど上手く生かせているのかどうなのか……正直実感が湧かない。
関節をイメージするとか、光源を意識するとかって、レベル100くらいのアドバイスなんじゃないか、と思う。
イメージするって何だ?意識するって何だ?
イメージしてどうするんだ?
イメージしたその先だよ、知りたいのは。その後の鉛筆の動かし方だってばよ。
イメージはしてるのよ。
何度も何度もシミュレーションして、いざ鉛筆を握って線を引いたらこの様だぜ。何だってんだ。
ねえ、イメージしたあと。
どの角度に、どんな線を、何本入れたらいいの?
ねえ!!!!!
Q:どうすればいいんだよ!!!
A:描け!!!
→はい!!!!!
~こちらの回答はベストアンサーに選ばれました~
ー完ー
――絵の描き方って、結局何を読んでも「見て描きなね」と「いっぱい描きなね」に帰着するのかなと思う。この島にたどり着くのもう何度目だろう。どんなハウツー本を読んでも結局そこ。
自分が関節やら重力やらを「意識して」も何も分からないのは、そもそも人間の体がどんな肉の重なりで出来ていて、どんな動きが出来て、という感覚がぜんぜん掴めてないからだと思う。人間に限らず、背景なんかも。見てないからだ。それに尽きる。アドバイスを生かせるのは、自分である程度足掻いてからなんだぞ。出直してきな。
見て描けば、間違いないんだ。
それ以外無いんだ。分かってるんだ(絵が上手くなりたいヨルシカ)
なのに。なのに。神絵師に学ぶ背景のコツみたいな本を買っては、ありもしない宝島への近道を求めて、私は今日も元気よく漕ぎ出すんだ。
なんでよ。焦らなくていいんだよ、そんなに。描き方の本にお金ばっかりかかって仕方ないでしょう。そんな無理しないの。ね。
すぐに上手くなるなんて、最初だけなんだから。上手くならないのは、ある程度頑張った証なんだから。伸びにくいだけ嬉しいと思いな。安心していいんだよ。
ヨーソロー。
関係ないけど、ibisの変形機能も一切理解できないまま。
ヘンな画像ばっかり量産してる。
どうすりゃいいのこれ。
どこにどう使うのが正解なの?
かわいいからいっか。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?