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カナダでの出来事②〜家族への想い〜

カナダ1日目に記録してからもう1週間が過ぎた。引き続きカナダで感じたことを書こうと思う。

今回はホームステイ先で感じた家族への想いについて記す。(写真はホストファミリーの家に飾ってあったもの)

ステイ先のお家についてまず最初に驚いたのは当たり前であるが「広い!全てが大きい!!」ということである。周りのどの家も軒並み一軒家でしかもお庭付きで広い!景観もとても綺麗でまるで洋画の中の世界だ!と住宅街を見ただけでテンション爆上がりだった。(ママはそんな私を見て面白そうに笑ってた)

そして中に入って驚いたのは、家族の写真が至る所に飾ってあったということだ

何枚か飾ってあるという程度だったら日本の普通の家でも見るが本当に全ての壁と言ってもよいほど至る所なのである。写真の内容は家族旅行のものや子どもの生まれた時の写真や学校の卒業写真や賞状、そして驚きなのが夫婦が出会った頃(20年以上前)のものもあったことだ。それも何枚も。

そしてママは初対面の私に

「私の家族は本当に素敵!夫も息子たちも本当にいい人達なのよ!」

と家族を紹介したのだった。

率直に、すごい。そう思った。

自分の家族のことを初対面の人に対して手放しにいい人なの!と紹介するのはなかなか勇気のいることだ。

「うちの旦那なんてもう全然手伝ってくれなくて…」「いいお子さんでうらやましいわ〜」

このように自分の家族のことをすこし控えめに(時には卑下して)紹介することが多いのではないだろうか。たとえ自分の家族が大切で自信があったとしてもそれを伝えることはあまり少ないように思う。(ましてや初対面の人には特に!)

だからこそ、彼女からの言葉がとても衝撃的であった。そして憧れも抱いた。 

私自身も自分の家族が大好きであるためそこに自信を持って伝えていいんだと思うこともできたため彼女に「私の家族もいい人だよ!」と伝えたのだ。すると、

「あなたがいい子だからきっと家族も素敵でしょうね!」

と言われたのだ。なんと素敵な言葉の返しだろう。それが口先だけのお世話に聞こえないからもっとすごい。


最後に、写真にある

FAMILY is life’s greatest blessings 

という言葉について。

直訳すると「家族は人生最大の神からの祝福」というような意味になる。つまり家族という存在が人生において神様からの最大のプレゼントなのだ。

家族のことを大切に思っていてその思いを共有しているからこそ、この文章がリビングに飾られているのだろう。




実はこの記事を書いていた頃から1年が経った今加筆して投稿している。社会人となり様々な家族の在り方を目の当たりにする日々だからこそカナダでの出来事を今一度思い返して、あのとき自分が学んだこと、感じたことを今の自分にももう一度問いかけていきたい。




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