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無印良品 銀座「えらぶ、つかう、つながる展」 イベントレポート#6

2021年11月26-28日の3日間、無印良品 銀座でロイダッツチャリティショップのポップアップショップを出店しました。当日の様子をレポートします!

1.イベントの概要

今回、11月10日から11月30日まで無印良品 銀座で開催された『えらぶ、つかう、つながる展』にロイダッツチャリティショップのポップアップショップを出店させていただきました!

無印良品銀座2階 吹き抜けスペース

会期中、無印良品 銀座のエントランスには、不要になった衣類を回収するボックスとともに、無印良品が取り組む「ReMUJI」プロジェクトが紹介されていました。

ReMUJI、日本コパック、ロイダッツの取り組みを紹介
回収ボックスは日本コパックの製品

無印良品は2010年からFUKU-FUKUプロジェクト(現:BRING)という形でお客様が長年愛用していただいた服を回収し資源としてエネルギーにかえていく取組みをはじめました。
その取組みのなかで回収をした服を確認してみると、まだまだ着ることができる服があることに気づきました。
日本は古くから染め直したり、布を組み合わせたり、刺し子をして補強をしたりしながら最後まで布を大切に扱っていました。
私達はその先人の知恵を生かし、服を日本で染め直し、新たに息吹を加え、服を大事に着るということをみなさまとともに考えていきたいと思います。

ReMUJIのプロジェクトページより

回収ボックスの横に積み上げられた衣類は、1か月間にお持ち込みいただいた無印良品の衣類。これらは捨てずに染め直し、ReMUJIとして必要な方の手に渡ったり、エタノールなどのエネルギーに再生されます。
「できるだけ長く着て、できるだけそのまま捨てないためのコツや方法を紹介したい。」そんな思いをまとめた展示が『えらぶ、つかう、つなぐ展』です。

今回のポップアップ出店は、今年の夏に参加した「東京ビエンナーレ2020/2021」でチャリティショップを一緒につくり上げてくださった日本コパックの担当者の方からのご紹介がきっかけでした。
「できるだけ長く着て、できるだけそのまま捨てないためのコツや方法を紹介したい。」という展示の企画内容に共感し、人や企業などさまざまなつながりのなかで実現することができました。

2.ワークショップ

今回、日頃アップサイクルに協力してくれているfuku labさんを講師にお招きし、ワークショップを開催しました。

fuku lab(ふくラボ)
代表スズキの実家は、東京下町の元メンズ服店。昭和の在庫品で、楽しい物作りは出来ないかと2020年fuku labを立ち上げました。帽子や裂織・ビーズなど好きな素材で自由に制作しています。

ナップザックとレッスンバッグにデコレーションしたり、絵を描いたりして、オリジナルのバッグをつくるワークショップ。
使用するものは裁縫用ボンドや布専用のクレヨン・ペンのみで、簡単に安全に楽しめる内容にしました。

裁縫用ボンドを使用
布専用クレヨンを使用
完成したバッグ

今回使用したバッグやワッペンは、fuku labメンバーの家に眠っていた素材と、主に在庫品や回収品などを活用して制作されたもの。
縫製、フェルト、ビーズにイラストなど、fuku labメンバーそれぞれの得意な技がとても活きていました◎

このワークショップは、当初夏の開催に向けて準備をしていたものでしたが、新型コロナウィルスの猛威により実施を断念していました。
オリジナルのバッグが完成してとても嬉しそうな参加者の笑顔を見ることができて、私たちも嬉しい気持ちになりました。

3.さいごに

3日間、無印良品 銀座を訪れる多くの方にロイダッツの商品を手に取っていただき、ロイダッツアイテムは97,750円の売り上げがありました。
この売り上げの75%に加えて、ワークショップ参加費から13,830円を、がん患者に影響を受けるすべての人を支援する「認定NPO法人マギーズ東京」に寄付します。

ご購入いただいたみなさん、ワークショップにご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!

2021年度のイベント出店は以上で終了となります。
来年度も、新しい挑戦をしていく予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします!


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