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続4.公共施設の行方

さて、少し忙しくなってきました。

遅れ遅れの検証事案…。

トライアルサウンディング=事業者から企画提案について公共が管理する場所でお試し的に実践して、検証する手法。

メリットとしては、その事業そのものをある一定の期間において検証することで、市場の反応が見られる事。そこで将来性を推し量る事ができるかを予測し、実際に運営やら資産価値を確認できる事。

数年前、とても優秀な後輩同僚のH君が担当していた施設を様々な関係者の協力を得て、全国的にも先駆けとなった、トライアルサウンディングを実施したのだ。

当時、関係各課も含めて制度的かつクオリティは不十分でありながらも、勢い任せのスピードと熱意で、成功事例となり今に繋がっていたりする。

公の弱みとしては、低料金での使用料や入園料、ただそこが強みという見方もあるのだが、いかんせん自治体もお金がない。

安定した税収や収益が見込まれる自治体であれば、将来的投資も試算できるのだが、私達の自治体はローカルな上に目玉もない。

この施設は学童農園というカテゴリーに属するものであったが、子供からお年寄りが楽しめる多種多様な場所。

施設ではグラウンド⁈広場⁈等も併設しているが、いかんせん無料開放といった、縛りがゆるく、前述のとおり公共施設であるが故に。

子供達の運動会やら盆踊りなど、地域密着型が慣れすぎた使われ方、という概念が邪魔し、収益など論外といえる場所だった。

そのような場所で、普段は使用したことがない、何か違う使い方はできないか⁈という、問題提起がなされた上での実行検証。

今日のところは、バイバイッ!

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