ズボラ英語学習(4)ガイダンス編(4)

今回は発音について。

最初に言っておこう。ある程度の段階までは発音は後回し。そのかわりあとで集中的にやる。
よって、発音の話はガイダンス編が終わってから。
はーい、本日の記事は終了!

といきたいところだが、なぜかは説明しておいた方がいいだろう。
効率的なズボラをやるには、いつ何をやるべきか、その時点では何をやらないかはっきりさせないといけない。
あれもやらないと、これもやらないと、では力が分散する。
だから、今はこれは後回しにしよう、と決断しなくてはならない。自分のやっている勉強に迷いが生じると効率に影響がでる。だから理由づけが必要なのだ。

発音を後回しにする理由その一。
とりあえずやらなくても勉強は続けられるから。
日本語ネイティブであるならば、すでにカタカナでかなりな程度英語に触れてしまっている。全く未知の言語というわけでないのでとりあえずカタカナ読みで勉強を続けることができてしまうのだ。
もちろん正しい発音を習得する邪魔にもなる。だから最初に発音に重点をおくと、延々発音ばかり練習することになってしまう。
中国語を勉強した経験のある人はいるだろうか? 最初、延々と発音をやらされる。いつまで続くんだろうと苦痛に感じたものだった。
苦痛に感じる勉強は挫折しやすい。


理由その二。
イントネーションの段階で壁にぶちあたるから。
英語の一つ一つの音を練習したり単語の発音を練習したりするレベルならばいいが、フレーズや文になってくると、文の意味や、それを口に出す状況を考えてイントネーションをつけることになる。文法もやらず、まともに英文の意味がわからない状態で発音練習って、そもそも無理でしょ。

理由その三。
文法が身についてさえいれば、よく意味がわかっている英文を何度も発音練習するのは音読効果も期待できる。
音読の効果についてはまたの機会に詳しく述べようと思うが、なんせコスパがいい。しかしそれはよく意味がわかっている英文を音読した場合のことである。わざわざよく意味のわからない英文を音読したりするのは効果も薄いし苦痛である。

じゃあ、どの段階でやるのか。
どのレベルを目指すのかによる。
とりあえず簡単な日常会話程度であれば、中学レベルの文法と単語が終わったころ。英検3級ならばいつ受けても合格するし、過去問を見てもわからない箇所はほぼない状態。
もう少し上を目指すのであれば、英検で言うと準2級がそのような状態になってからでも遅くはないと思う。

大人になってからでも、やり方が正しく、ちゃんと練習を怠らなければ、発音はちゃんとよくなるものなのだ。
あせらないあせらない。

やり方?

ガイダンス編が終わってからゆっくり。

次回は単語の覚え方の話。

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