見出し画像

肉離れの予防と回復にカイロがお勧めなワケ #1

ー肉離れー
筋肉の部分断裂。 筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂を生じる。

公益財団法人 日本整形外科学会

 治療院は一般の方に加えてスポーツ選手も多く利用されます。私の処は治療院とは少し異なりますが、現役から未来のアスリートまで利用して頂いています。中でもランナーが多く「肉離れ」を負って「痛みが消えない。」または、「過去に経験して、現在は脚に何らかの問題を抱えている。」と言う方が多くいらっしゃいます。そこで今回はこの症状についてお話ししたいと思います。因みに、私は受傷箇所の処置は行なわないのでフレッシュ(?)な状態を診る事はありません。

原因については前述した学会の見解がありますが、私が診て来た感想は少し違います。そして、その違いこそがカイロがケアとして有効だと思う理由です。

 -筋肉が伸ばされながら収縮-の状況は専門用語で「伸張性収縮」と呼ばれています。上腕二頭筋を鍛える時にバーベルを持ってアームカールする。ある時点で限界が来て上げたいのに力が入らず徐々に肘が伸びてしまう状態がソレです。因みに、東大教授の石井直方氏によると、その時の筋出力は、筋肉を収縮する時に使う筋力の1.5~2倍だそうです。やはり筋肉を鍛えるには追い込みが重要なんですねっ!

話は逸れましたが、私が診たランナーのほとんどはハムストリングス(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)に肉離れを起こしていました。膝を曲げる動作に使われるこの筋肉は、走る場面では「着地で踏ん張る」+「地面を蹴って前に出る」に使われていて、前者は「等尺性収縮」、後者は「短縮性収縮」といずれも伸張性収縮ではありません。では、なぜ肉離れを起こすのでしょうか?


【施術のご用命はこちらまで】
LOGOSカイロプラクティック・オフィス
福岡市南区大橋1-8-19プロベニオ大橋6階E号室
電話:092-555-7898 完全予約制

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?