韓国ドラマと「初雪」。 −−「青い海の伝説」から

韓国ドラマの中では、雪やゲレンデのシーン、特に「初雪」のシーンが大事な役割を果たしている。韓国ドラマファンの方々がいろんなブログ記事で紹介しているように、初雪の日に居合わせた男女はやがて結ばれる。

初雪の日に待ち合わせをする。

初雪の日に告白をすると成功する。

恋のジンクスだ。韓国語のことを検索すると、真っ先に出てくるサイトK-pediaでは次のように書かれていた。

첫눈（初雪、初印象）
初雪は韓国の恋人にとって重要なイベントのひとつだといわれる。プロポーズや告白をしたりするほか、初雪をみるとカップルが連絡を取り合ったりする。連絡を取らなければ、別れの原因になったりもする。（引用：K-pedia）

初雪の日に恋人に会ったり、連絡したりする。初雪は何かそういう日として位置付けられているようだ。

今見ている韓国ドラマ「青い海の伝説」でも「初雪」のシーンが印象的に使われていた。（今日そのシーンがある回を見ていたから、今日のnoteがこんな感じになっているのだ。初雪！きた！なんか起こるぞ！と思いながら見ていた）

「青い海の伝説」では、

人魚のシムチョンが主人公のジュンジェに

「初雪の日に南山で会おう」

と約束を取り付けていた。

ジュンジェは行くか迷ってはいたもののなんだかんだウキウキしながら南山タワーに向かう。しかし、南山タワーで待てど暮らせどシムチョンが来ない。夜も深まり、帰宅することにするジュンジェ。すると、帰り道でシムチョンが持っていたチラシ（この時、シムチョンはチラシ配りのバイトをしていた）が道路に散らばっているのを発見する。

シムチョンが南山に来ているときに交通事故に遭遇し、病院に運ばれていることが判明する。ジュンジェは近くの病院を探し回り、ようやくシムチョンに会うのだが、シムチョンの手足は冷たく青ざめていた。ジュンジェは、シムチョンの手を握り必死に生き返るように祈る。すると想いが届きシムチョンは息を吹き返す。

シムチョンが退院してから、初雪の日の約束を果たせなかったジュンジェはシムチョンを連れてゲレンデに行く。

こんな感じで、「初雪」は恋人同士、カップル同士、想いを寄せているものたちには大事なイベントだ。

韓国ドラマ「トッケビ」でも同じように、初雪の日はいろいろ起こっていた。

ドラマ「トッケビ」で見る韓国で初雪が重要な意味をもつ理由（ジンクス）とその演出 | 韓流ドラマ・韓国タレント情報館

どうやらいろんなブログの記事を見ていると、この「トッケビ」と「青い海の伝説」はどっちが良かったかが韓国ドラマファンの間にはあるようだ。ストーリーに似ているところが多数あることや、同じ時期に放送だったこと、どちらも視聴率が高かったこと、人気俳優がたくさん出ていたことなどで比較されているようだ。

今後も韓国ドラマを見るときは「初雪」はいちいち気にしていきたい（勝手な意気込み）。そして、もう一度「トッケビ」を見直したい。そしてそして、私も「初雪」で盛り上がりたい。

はぁ、次の初雪はいつになるやら。

2020年4月25日土曜日。

朝から夕方までずっと、自動車教習所にいた。待ち時間が長かったため、今日だけでドラマを３回分見てしまった。バイクに乗っていても気持ちの良い天気だった。教習所はコロナには関係なく、人はたくさんいた。