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あの時やりたかったこと

私は大学進路を決める時、本当は心理学を学んでみたかった。

でも、そう親に言った時、

心理学なんて何にもならない
役に立たない
ムダだ

と言われて、その時は私もそれを覆せるような自分のやる気や学力に自信がなく諦めました。

その次に興味のあった美術を選んで、まぁそれでもおんなじような言葉で大反対されたんだけど、私にはそれくらいしか興味がなかったから、行くんだったら美大しかない!と説得して、塾も通わせてもらってなんとか芸術短大に進学しました。

(反対はしつつ、塾代や美大の高い授業料を払ってくれた両親には感謝しかないです)

でもあれから20年後、まさか結局、心理学を学びたいと思うことになるとはね…。

でも、今度はちゃんと自分の願いを叶えてあげられた。

大学へ行き学んだわけではなく…
ある日突然コラージュセラピーに出会い、それに感動し、自分のために学びたい!やりたい!と思って、コラージュセラピーについてとそれに付随する心理学が学べる講座を現役のセラピストさんから学んだ。
私にとっては大金。受けると決めることにかなりバンジージャンプしたと思う。

講座では、大学のように学問として学ぶのではなく、安心安全な場所で自分と向き合いながら、仲間と共に学んでいく、体感していく、そんな感じだった。

私はずっと
自分が感じたことが正しいかどうかをすごく気にしていて、どう思っているのか意見を求められると、相手の顔色ばかりみて正解を常に探していた。
自分が何をしたいのか全然分からない。
気持ちがなかなか言語化できない。
頭の中の言葉たちをまとめて文章にするまでにとても時間がかかるので、メールも人前で話すのも大の苦手。
でも言いたいこと、伝えたいことはたくさんある
なのに相手に伝わるように言葉で話せないと悩む…

まだまだあるけど、そんな自分でした。

学んで、少し変わったことは

安心安全な場所、仲間となら、少しずつ自分の気持ちや意見を話せるようになってきた。
少しずつ言葉にできるようになってきた。
自分の感情はすべてあってもいいと思えるようになってきた。

それでもまだまだたくさん揺らいでいるんだけれど、コラージュを作って感じたことを書き留めて、そのたまっていくコラージュを眺めてると、自分だけの心の世界がとても愛おしいなぁと思えます。

そして、自分がワクワクして、自分がやりたいって思ったことを、誰のためでない自分のために、自分にやらせてあげることができた。

安心安全な場所があることも知ったし、大切な仲間と出会えた、たくさんの気づきをもらった、小さいながらもありのままの自分の居場所を自分の中にも見つけられた。

コラージュをみるといつも私を私が応援していてくれることが分かる。

それだけみても大金払ってこの講座を受けて本当に良かったなって思える。
一生モノの宝物を手に入れた感じがする。

そう考えた時、進路を決める時、何故私は心理学を学んでみたいと思ったんだろう?

そこは全然今は思い出せないんだけど…
ナゾ。

わかる時がくるのかな…。


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頭で考えすぎないで
心に重心を置いて
心で感じて
心の声に耳を澄ましてみよう

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