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再現性が高いのに誰もやらない気絶投資


亡くなった人のパフォーマンスが最も高い

Togetter

この画像は定期的にSNSなどで話題になりますが、実は出処は不明らしく、信憑性については要検証ということらしいです。

しかし数多の投資家の間で、ある程度のコンセンサスが得られているということは、少なくとも全く頓珍漢なことを言っているというわけではなさそうです。

実際にXなどで著名投資家が評価損益を公開していることがありますが、上手い人は得てして握力が強いです。
私は勝手に正の握力と命名していますが、彼らはとにかく利が乗った状態をキープすることに長けています。
数十%の利が乗った銘柄がほとんどで、場合によっては2バガー、ひいては10バガーのような銘柄まで保有したりしてます。

逆に投資初心者は、負の握力が強いです。
彼らは損切りをすぐに実行することができず、いつまでも利益に貢献しない銘柄を保有し続けます。
利が乗った銘柄は、嬉しくなってすぐに売却してしまいます(かつての私もそうでした)。

さて、当然目指すべきは前者でありますが、どうしたら彼らのようになれるでしょうか?
その答えは既に出ていますが、気絶することです。
運用していたことをすっかり忘れてしまえば、正の握力も負の握力も同時に最大化することができます。
含み益と含み損の非対称性により、期待値はプラスに収束することでしょう。

素人が短期売買で上手くいくはずがない

デイトレーダーに憧れていた頃があり、私も無謀にもスマホでデイトレをやっていた時期がありますが、正直全く勝てる気がしませんでした。
実際には少し勝っていたのですが、運で勝っていた要素が大きく、それだけで生計を立てるのは不可能でした。

もしもやるなら、マルチモニターは必須でしょうし、反射神経も必要でしょう。
更に板読みなどの高度なテクニックが要求されるので、思ってる以上にハードルは高いです。
昨今はHFTなどの台頭でますます人間に勝ち目が無くなってきました。

ズバ抜けたセンスと若さを兼ね備えた人なら、安定して勝ち続けることができるかもしれませんが、素人にはほぼ不可能です。
馬鹿みたいにレバを張るので資金は一瞬にして溶けていきますし(軽く日給は飛ぶ)、胃に穴が開くほどストレスがかかるので、おすすめはしません。

強めのスクリーニング→気絶が最強

やはり投資なんてほったらかしにして、運用を忘れるくらいが一番です。
右も左も分からないという人は、この本を100周くらいしてみてください。

要約すると、オルカン積立して放置しろってことです。
まぁロシアが核ミサイル発射するとか、地球に隕石が落ちてくるとかがない限り、ひたすらオルカンを積み立てておけば大丈夫です。
根拠はこの本に嫌というくらい載ってます。

もっと投資してる感が欲しいという人は、個別株に手を出してもいいかもしれません。
おすすめはスクリーニングをかけて5銘柄ほどに絞って分散投資をすることです。
ファンダとテクニカルの二刀流でスクリーニングをすることにより、選ばれし銘柄が見つかると思います。

ぶっちゃけ個人投資家が、プロと同等の分析なんてできるはずもないので、大人しくスクリーニングに頼ってしまったほうがいいです(その方が手間も省けます)。
冒頭でもお話した通り、とにかく気絶して握力を最大化することが重要です。
1年に1回くらいリバランスして、あとは普通に生活すれば勝手に資産は増えていくことでしょう。

同様の方法で私は2ヶ月くらいで+20%になりました(部分的には+40%ほど)。


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