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鬼は外の前に。ゴミは外。

あみものをしているとき、ラジオを流している。
『今年の節分は、124年ぶりの2月2日です。』
と、言っていた。

編みながら、そうなんだーぐらいで聞いていた。
『この節分までに、北東と南西の場所を片付けると、1年の運気もあがってきます。』
『節分までに片付けましょう』

………。もくもくと編む。 ……。

気になってくる。北東の寝室兼作業部屋は大丈夫だが、南西の部屋は、物置部屋になっている。

……。駄目だ集中できない…。片付けるしかない。

断捨離と割切り、踏ん切りがつかないものを、どんどんとゴミ袋へ。
売れそうなモノは、まとめて、あとで売りに行く。

断捨離しないと、収納スペースがない。いつまでたっても荷物の山だ。

2月2日のタイムリミットの中、ゴミは外に持ち出し。ひたすら6時間片付けた。

なんとか、残りはゴミだけに。

売りに行くモノを、車に乗せ、日の暮れ行く町にでた。

ラックや椅子など、6点ほど買取査定をしてもらった。
査定待ちの間、陶器などを探してみる。

源右衛門の塩・こしょう入れ。箱ありのパンフレットが旧式。珍しくてなかなか良い品。しかし、今日は諦めることにした。

そして、呼ばれる。

買取金額は
3,450円!

意外と売れて、ラッキー。
源右衛門の調味料入れに後ろ髪をひかれながら店をでる。

さぁー。家に帰って、落花生で豆まきだ。

鬼は外、福は内。
ゴミは外、ぼくはウチ。

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