37.庚子

庚(金)武器 金属 子(水)北 海 冬12月庚が杵を持つてを表し、米をついて「脱穀」する姿で「更新や、あたら改まる 変化してすこやか(糠-米=康)」
などの意味と子の「一(始まり)」と「了(終わり)」
の組み合わせになります。
2018年戊戌 (土土) 魁罡
2019年己亥 (土水) 異常干支
2020年庚子 (金水) 異常干支
2018年から地震や豪雨そしてコロナ天災が多くなり、2020年はコロナの蔓延で生活様式や働き方に大きな変化があり、人間関係も刷新するような出来事が多かったのではない
でしょうか?厳しい時代ですが、新しいサービスも生まれたのも庚子の年でした。
変化と始まりと終わりの組み合わせの「庚子」の生まれの人は順応性が高い人がむ多く相手に合わせていく人も多いのですが土壇場続きの環境で成長し、夜間の救急で働く看護師や医師、自衛官など咄嗟の判断が必要なお仕事についている人も多いのが特徴です。
三浦春馬さんは庚子の人です。
庚午(金:火)
庚辰(金:土)
庚子(金:水)
庚は十干の中では最も強いですが、条件によって脆くなります。土から生まれる金属は、丁の力で鍛えられ、壬で洗い流さ
れ光り輝きます。丁で鍛えられる時には水が必要で、水がなければひび割れてしまいます。丑辰の土には(蔵干に)水が含まれているので強く、未戌(蔵干に)は水がないので弱くなります。
2007年大ヒットした恋空は丁亥の年です。丁度20歳から30歳まで迄の10年間が壬午(水:火)の年で彼にとってはスターとして光り輝く10年でしたが、同時に辛い10年だったと思います。子と午は時計回りに干支を配置すると真反対になる沖です。
世間の評価と私生活のギャップに苦しんでいたかも知れません。辰巳空亡は親との縁が薄く親に頼るより自分の力で生きる方が良い人が多いです。三浦さんも有名になってから実の父が現れて、三浦さんの稼ぎを巡って争っていたようです。そんな時でも継父が彼を可愛がっていたようで、関係も良好だったようです。人に合わせ行くのが上手だから、『キンキーブーツ』の彼の演技は評価され、YOUは何しに日本へ⁉️では
ロシア🇷🇺からやってきたファンをもてなしていたのを今でも覚えています。
自分を慕ってくれる人にめちゃくちゃ自然体で暖かく接している優しい笑顔が印象的な分、自分の金を当てに寄ってくる親も無碍にはできずに苦しんだと思います。
庚子の人には60年に一度の自分と同じ干支が回る比肩の年で、色々と極端になりやすい時期でした。亡くなられた7月は未月で、水を含まず熱い土で金属の刃は脆くなります。北野さきさんが卯年に亡くなられ満足した人生と感じましたが、三浦さんは自分の刃を脆くしてしまう未月戌日に亡くなられたと発表があり、辛かったんだなぁ…と思いました。三浦さんの様に同じエレメントで天地が別れる人は、良くも悪くも振り切る人が多いです。決めたら何を言っても聞かないので失敗したら、帰る場所をつってあげられると良いですが、彼には無かった…。占いをしていて思うのは、最終的にやり直せたり、退く事に迷わない人が強いなと。振り切ると後戻りし辛いです。

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