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六十干支の物語

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毎日XとInstagramに載せている六十干支の話を ちょっとだけリニューアルとヴァージョンアップしてお届け…
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#四方

60.癸亥

癸(水)は雨や雪、亥(水・11月)も癸と同じ意味があります
癸は昨日の壬のように金の気で強化はされず、逆に悪露になり
亥は冬生まれで強くなり、雨が万物を育て土を潤し金を養います。
(土の中から金属が生まれる。土生金)
相手を立てて成功するのが多いのが癸亥になります。

甲乙(木)→丙丁(火)→戊己(土)→庚辛(金)→壬癸(水)
甲から順に巡っていく六十干の最後が癸になり、
癸の漢字の成り立ちは、四

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40.癸卯

癸(水)雨雪 卯(木)草花 春 
春、遍く降り注ぐ雨に潤う草花は順調に成長していきます。
安定感がありコツコツ几帳面で責任感もあります。安定感を求めるので、家族を大事にして職場でも業務をしっかり熟します。自分ができる事を相手ができないと激しく相手を責める場合があります。
目的が早く決められると安心して前進できます。相手に厳しくなるのは「癸」が四方に刃を広げる武器からきているので、「癸」を持つ人は優

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20.癸未

癸(水)雨雪、未(土)水を含まない燥土。未月(7月)は夏から秋へと変わる土用のある時期で夏の力を蓄積し根付いていく様子でもあります。乾いた土は雨が降ってもすぐに吸収してしまったり蒸発して留まることもないので、変化も上手です。派手さはないものの、相手に合わせて対応できる包容力があり長男長女の跡取りにはよく、シンプルを好む人が多いです。

甲乙(木)→丙丁(火)→戊己(土)→庚辛(金)→壬癸(水)

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