新たな地域の魅力発信方法
SNSで地域の魅力を発信していく上で、一般的に大きくターゲットが2つに分かれます。
・その地域に住む人々をターゲットにするか(内)
・その地域の外に住む人々をターゲットにするか(外)
です。言い換えれば、「内か外か」という事になります。
そして、それによって発信内容はかなり変わってきます。
内側をターゲットにする場合は、
・マルシェ
・座談会、お茶会
等、市民主体の地域イベントを中心にした発信内容が主にみられ、
外側をターゲットにする場合は、
・飲食店等の店の最新情報
・観光スポット
等、万人ウケする情報を中心にした発信内容が主にみられます。
こうした分析の基、自分は習志野市に焦点を当てた地域発信をInstagramで始める際、
「誰に、どんな内容を伝えたいのか。」
「フォロワー数は何人を目標にするのか。」
という2つの観点を大切にしました。
僕は、
”その地域に住む人にその地域の事をもっと好きになってほしい。”
という想いで、地域の魅力を発信しています。
なので、内側をターゲットにしています。
ただ、僕はフォロワー数1万人を目標にしています。
ここで現状のリサーチ上、内容とターゲットに矛盾が生じました。
定量目標を重視すると、発信内容を変える必要がある。
これが矛盾の内容です。万アカにするには、内容がニッチ過ぎるのです。
ここまでの話を整理すると、
・習志野市内の人に見てほしい
・1万人のフォロワー数を目標にしている
・現状のよくある発信内容では実現がほぼ不可能
という感じです。
なので、発信内容を従来に見られる内容ではないものでしようと考えました
ここで考えたのが、
”市民は地元に何を求めているのか”
という事です。
それを考えた末に出てきたアイデア、それが
「エモ」だったのです。
きっと市民の皆さんは、自分の住んでいる町には、
「帰るとやっぱ落ち着くなあ」
「毎年夏祭りの時期には帰るか」
「ここに来ると学生時代を思い出すなあ」
みたいな、ノスタルジックなものを求めているのではないでしょうか。
ここに気付いた僕は、習志野市民の方が「エモい」と思ってもらえるような風景動画を発信する事にしました。
またバズとは関係なく、顔の見える繋がりを作りたいという想いもあったので、市民インタビューも併せて行い、それらも発信しました。
そうして始めたインスタ運用。開始3か月で1500人のフォロワー数を達成。月間PV数は20万を超え、15万回再生を3本つの動画で達成しました。
まだまだ発信を始めたばかりなので、何とも言えませんが、
一定の効果と新たな発見ができたと感じています。
地元、しかも県単位ではなく市単位を対象にしたSNSで「エモ」を中心に発信をすれば、内向きをターゲットでも万アカは狙えるという希望。
これを1年以内に実現するべく、更に様々な施策を打っていきたいと思います!
新たな地元の地域活性化の在り方。
若者ならではの、SNSでの地元愛醸成。
「地元をきっと、もっと好きになる。」
そんな場所にLocaMはなりたい。
今月のつぶやきでした。
来月もお楽しみに!