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古民家リノベーションその2

12月に多くの有志に集まって頂き(面白がって頂き)、解体ワークショップを開催しました。

「いきなり解体かい!」と思うかもしれません。
家屋のダメージが(表面上)わかりづらいので、床や天井をはがして正確な見積もりを出そうというステータスなのです。

ここでパラドックスなんですが
予算を知りたい→床や天井をはがす
床や天井をはがす→後戻りできない
後戻りできない→その前に予算を知りたい

自分の持ち家だったら良いんです。
今回は賃貸なので、床や天井をはがしてから「思った以上に予算かかるんでやっぱりやめます」とかできない。
これがまさにリスクなわけです。
「リスクを誰がとるんだ?」問題です。

なので、解体ワークショップでは祈る気持ちです
「何も出て来ませんように…」

何も起こらないことを祈る夫婦を尻目に
「うわぁ!床が抜けた!」とか「押入れの中傾いてますね15度ぐらい」「怖い井戸が出て来ましたね」とか言ってる。
もはや天を仰ぐしかなく、「リスクは俺がとるんだ」問題となります。
「リスクを誰がとるんだ?」問題が「リスクは俺がとるんだ」問題となるわけです。

某実行委員長を頼まれて、多額の赤字が出て補填したこともありました。
リスクは俺がとるんだ問題です。これぐらいの覚悟がないと何事も前には進まない(涙)。

井戸のリスクは俺がとるんだ問題です。
とはいえ、井戸というのは人知を超えたものがある(単純には霊的なものが怖い)。お祓い…お祓いをせねば。
いろんな方から「井戸はやばいよ(霊的に)」という情報は多く入ってくるのだが、どうすれば良いかは少ない。

これは自分たちで考えるしかないなと...。
何より(井戸が使えるなら活用し)自分たちがお祓いに納得する必要がある。

井戸屋さんに状態を調べていただいて、枯れていれば封印、使えれば活用しお祓い。というスケジュールで進めることにしたのです。

つづく

ちなみに、設計図的には井戸が出たポイントが(夢の)アイランドキッチンでした。

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