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古民家リノベーションその3

1stステップ「井戸が使えるかどうか」

井戸屋というのは「さく井」と言うようで、検索すると喜多方と郡山の会社さんを発見しました。近いということで大塚さく井工業さんへ依頼。迅速に対応いただき、すぐにチェックに来ていただけました。

大塚さんの第一印象では「枯れてるかな?」とのこと。江戸期の井戸は大体枯れているらしく、念のため水を出すことになりました。すると毎分20リットルぐらいで出し続けても枯れない...。ということで井戸は生きていました。家のすぐそばには名倉山酒造さんもある。この水は期待できます。

2ndステップ「お祓い」

誰に頼むか。信頼できる、縁のある宗教家。となると、幼稚園の司祭様しか思い浮かばない。そもそもキリスト教で「井戸のお祓い」があるのかという疑惑もあるとは思うのですが、聞いてみることにしました。

答えは「経験あり、しかも2回」とのこと。大変ありがたい。幼稚園の園長先生にも手伝っていただき、井戸でお祈りをすることになりました。お祓いは10分ほどかけて「水をお与えくださいまして...この水を使う家族に祝福が...」といった内容。安心して、水を利用することに。

井戸が出てきて右往左往しましたが、融雪やトイレ等の水を考えると、今後は重宝しそうです。ちなみに、ポンプは川本ポンプのMF2型を設置して、費用は12万円ほどでした。予想外の出費ですが、結果的にも人生経験的にも良かったなと思っております。

つづく

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