鈍行の片隅の旅人

青春18きっぷをメインに、色々な格安切符で国内を旅しています。 今までの旅行を紀行文や…

鈍行の片隅の旅人

青春18きっぷをメインに、色々な格安切符で国内を旅しています。 今までの旅行を紀行文やコラムとしてまとめて行きたいと考えています。 気長に更新していくつもりです。

マガジン

  • 2021年冬・北海道珍道中紀行

    今回の北海道旅行は、廃止される路線や廃止される駅を目指した。いつもの青春18きっぷだけでなく、行きはJR夜間高速バスを駆使して向かった。これは、その波乱に満ちた珍道中である。

  • 2022年冬・北海道フリーパスの旅

    2021年年末から2022年年始にかけて、北海道を激安切符で列車を乗り倒した旅の記録。

  • 途中下車の旅

最近の記事

昨夜、北海道苫小牧から八戸のフェリー乗る予定が地震の津波注意報で出港できず、苫小牧フェリーターミナルで野宿。で翌日苫小牧のフェリーに見切りを付けて函館まで来たら青森行きは翌日4時半発、つまりは函館フェリーターミナルで野宿。なんで2日連続でフェリーターミナルで野宿せなあかんねん!!

    • 鈍行の片隅の旅人コラム 1、【東京駅開業100周年記念Suica発売騒動顛末記】

      まえがき 毎年、12月20日が近付くと、今から9年前の体験を思い出す。それは、2014年12月20日に発売、いや発売中止されたとでも言おうか、東京駅100周年記念Suica発売騒動を。 当日、旅行仲間10人近くと共に、まだ夜明け前の東京駅で、寒さに凍えながら並び、そして目の前で暴動が起きた、忘れ難き思い出を。 今日は、この時の体験談を記します。長文だが、元々は他のSNSにアップした記事を、加筆修正してお届けします。 ①東京駅100周年記念Suica発売発表 2014

      • 2022年冬・北海道フリーパスの旅が、ようやく完結しました。読んで頂けたら嬉しいです。 https://note.com/local_travel/m/m6eb9d0ef8a97

        • 私が旅に出る理由、そして青春18きっぷの行方

          ◎私が旅に出る理由 こんにちは、読まれてる方々によっては、こんばんはですね、鈍行の片隅の旅人です。 私は名前の通り旅行好きで、しかも安く上げたい為に青春18きっぷを愛用してきました。 青春18きっぷ、これを読まれている方々は、解説不要でしょう。学生の冬・春・夏に発売される、JR在来線全区間の普通列車が乗り放題のディスカウントチケット。このチケットを駆使し、日本国内は線路がある所は、大体乗りました。 学生時代は、ホームで安物のカメラを片手に特急列車を追い掛けて撮影した、今

        昨夜、北海道苫小牧から八戸のフェリー乗る予定が地震の津波注意報で出港できず、苫小牧フェリーターミナルで野宿。で翌日苫小牧のフェリーに見切りを付けて函館まで来たら青森行きは翌日4時半発、つまりは函館フェリーターミナルで野宿。なんで2日連続でフェリーターミナルで野宿せなあかんねん!!

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        • 2021年冬・北海道珍道中紀行
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        • 2022年冬・北海道フリーパスの旅
          18本
        • 途中下車の旅
          14本

        記事

          途中下車の旅(014)広島電鉄宮島線井口駅

          ◎所在地・広島県広島市西区井口明神二丁目 ◎所属路線・広島電鉄宮島線(西広島起点4.8㌔) ◎開業年月日・1924年(大正13年)04月06日 ◎途中下車日・2019年(令和元年)08月31日 広島電鉄宮島線で前から気になっていた井口駅に下車。 「いぐち」と思っていたが、下車したら「いのぐち」だと知る。 駅に並走する国道2号が昔の海岸線で、それから南側は埋立て地らしい。その近くに、埋立てから免れた島があるらしく、そこへ散策に行った。 西部埋立第二公園の中に池があり、その真

          途中下車の旅(014)広島電鉄宮島線井口駅

          途中下車の旅(013)白新線佐々木駅

          ◎所在地・新潟県新発田市上中沢 ◎所属路線・白新線(新潟起点21 .0㌔) ◎開業年月日・1952年(昭和27年)12月23日 ◎途中下車日・2019年(令和元年)08月15日 北海道旅行の帰りに、気まぐれで途中下車した駅。 佐々木姓は沢山いるから、この駅の入場券が売れるだろうと思うし、私も券売機で入場券を一枚購入した。 しばらくホームにいると日が暮れ、徐々に暗くなってきた。周りは住宅街で、絶景スポットではないが、そんな場所でも夕暮れが来るし、かような場所でも夕暮れは美し

          途中下車の旅(013)白新線佐々木駅

          途中下車の旅(012)三江線潮駅

          ◎所在地・島根県邑智郡美里町潮村 ◎所属路線・三江線(江津起点59.6㌔) ◎開業年月日・1975年(昭和50年)08月31日 ◎途中下車日・1996年(平成08年)08月24日 ◎廃止年月日・2018年(平成30年)04月01日 広大な江の川に面した、こじんまりとしたホームとコンクリートブロックで建造された待合室がある、小さな小さな駅。 下車した理由は、旅行仲間に「潮駅近くの温泉は良い」と聞かされ、初めての三江線乗車で躊躇いなく下車した。 駅前からの道を歩き、直ぐの潮温

          途中下車の旅(012)三江線潮駅

          途中下車の旅(011)信越本線柿崎駅

          ◎所在地・新潟県上越市柿崎区柿崎 ◎所属路線・信越本線(直江津起点17.6㌔) ◎開業年月日・1897年(明治30年)05月13日 ◎途中下車日・2021年(令和03年)08月14日 青春18きっぷ北海道旅行帰りに、ふらりと立ち寄った駅。 目の前に日本海の荒波が望める、小さな小さな駅。 駅舎は最近建て替えられたらしく、コンクリート打ちっ放しながら、洒落たデザインの駅舎だった。 下車した時は夕刻だったから、日本海は眺められなかったが、日本海の荒波の音が駅にまて響いてきた。

          途中下車の旅(011)信越本線柿崎駅

          途中下車の旅(010)高徳線丹生駅

          ◎所在地・香川県東かがわ市土居 ◎所属路線・高徳線(高松起点34.4㌔) ◎開業年月日・1928年(昭和03年)04月15日 ◎途中下車日・2021年(令和03年)08月28日 乗車列車が数分停車したから、すこし途中下車し た駅。 東かがわ市の郊外にある、長閑な無人駅。 駅舎は建て替えられ、安風情なステンレス鋼材を組み合わせた待合室になっていた。しかし、券売機と旅客案内用ディスプレイがあった。ダイヤが乱れても、乗客は安易に運行情報が得られるのは良い。 しばらくホームにい

          途中下車の旅(010)高徳線丹生駅

          途中下車の旅(009)飯田線為栗駅

          ◎所在地・長野県下伊那郡天龍村平岡 ◎所属路線・飯田線(豊橋起点98.5㌔) ◎開業年月日・1936年(昭和11年)08月19日 ◎途中下車日・2018年(平成30年)01月04日 気まぐれに途中下車した駅。 駅周りに集落は無く、駅前の天竜川は、平岡ダムのダム湖として、水を満たしていた。 駅近くを散策したが、集落は無いから人の気配は無く、ここの駅の利用者はどこから来るのか、首をかしげた。 調べてみたら、平岡ダムが出来る前は、天竜川対岸に集落があったが、平岡ダムが完成し集落

          途中下車の旅(009)飯田線為栗駅

          北海道周遊パス紀行(18)富士山を望み、東海道を下り帰路へ。

          ↓前回の記事  11:16、横浜から32分で平塚到着。ここで約10分待ち、11:27発普通熱海行に乗車。最後尾はガラガラでボックス席に座ったが、気分は少し憂鬱になった。 このまま熱海まで行き、熱海で静岡方面行に乗り換えだが、静岡方面行は編成か短く、最悪3両編成もある。乗車している熱海行は15両編成、それらの客の内、何割かは静岡方面行に乗り換えだろう。疲れた身体に鞭を打って、静岡方面行列車の座席争奪戦に参戦するのは辛い。気分が圧し潰されそうになったその時、列車は国府津に到着し

          北海道周遊パス紀行(18)富士山を望み、東海道を下り帰路へ。

          北海道周遊パス紀行(17) 話題の新駅と横浜グルメ

          ↓前回の記事 朝の7時過ぎに起床。今日は東海道本線を使い、大阪まで帰る日だ。昨日の内に都内入りしたから、今日の行程は楽だ。東京から大阪まで、人身事故や踏切支障等の輸送障害が無かったら、9時間あれば帰れる。極論だが、東京を昼過ぎに経っても帰られる。 一階のロビーへ無料朝食を頂きに向かう。やはり宿泊客が少ないらしく、無料朝食のスタンドも、若い男性の宿泊客が一人のみだった。トースターで焼いた食パンとホットコーヒーを部屋に持ち帰り、部屋で頂く。 部屋で一服し、9時過ぎにチェック

          北海道周遊パス紀行(17) 話題の新駅と横浜グルメ

          北海道周遊パス紀行(16) 常磐線経由で都内へ‥‥‥。

          ↓前回の記事 13:31、小牛田到着。ここで16分の乗り継ぎで仙台行に乗り換え。仙台行はボックス席があるE721系4両編成。今まで新幹線以外は701系ばかりだったので、ようやく別の車両に当たる。ボックス席の進行方向に向いた窓側座席に座れたが、車内が混雑し若干窮屈に感じる。小牛田から仙台方面は、日中は毎時1便しか無いが、毎時1便は少ないのではと、東北本線を辿る度に思うのだが。 13:47、普通仙台行小牛田発車。4両編成の車内は、一ノ関からの列車からの乗り継ぎ客と、小牛田からの

          北海道周遊パス紀行(16) 常磐線経由で都内へ‥‥‥。

          北海道周遊パス紀行(15) 本州へ戻ると、悪天候で旅程が狂う。

          ↓前回の記事 五稜郭駅から歩いて20分で青函フェリー函館フェリーターミナルに到着。窓口で予め予約した便の乗船券を購入する。しかし出航まで1時間近くあるから、私はロビーのソファーに横になって仮眠した。 しかし寝ている内に出航時間を過ぎて乗り遅れるというアホな事態になったら怖いから、あまり眠れない。 出航まで30分を切った頃にフェリーターミナルビルを出て、フェリー乗船口まで出向く。まだ乗船が始まってないから、寒い中しばらく待つ。 出航15分前に乗船開始、車両甲板から乗船する。

          北海道周遊パス紀行(15) 本州へ戻ると、悪天候で旅程が狂う。

          北海道周遊パス紀行(14)トラブルを乗り越えて、キハ281系惜別乗車で函館へ。

          前回の記事はこちら。 22分遅れの普通小樽行へ、足取り重く乗り込んだ。新札幌で接続を取るとは言え、気は重い。厚別を出て、車内放送が流れ、私は聞き耳を立てた。内容は【北斗16号】乗り継ぎ案内だった。  「‥‥白石駅で千歳線にお乗り換えして頂き、新札幌から【北斗16号】に乗り換えとなります。本日、特急【北斗16号】ご利用のお客様は、白石駅に到着致しますと、連絡通路を渡りまして、5番線から14:34発の千歳線普通列車千歳行にご乗車下さい、新札幌での接続となります。」 車掌の案

          北海道周遊パス紀行(14)トラブルを乗り越えて、キハ281系惜別乗車で函館へ。

          北海道周遊パス紀行(13) 特急【カムイ】で北海道百年記念塔へ。

          ↓前回の記事 01月02日午前10時30分、ホテルをチェックアウトした私は旭川駅に立っていた。実際は早く旭川駅に立つはずだったが、ホテルを出て駅まで歩く内に、しばらくしてホテルの部屋に切符類を仕舞ったシステム手帳を置き忘れたのに気付き、それを取りにホテルに戻った結果、こんな時間になってしまった。 ただ、今日は札幌14:38発の特急【北斗16号】函館行に間に合えば良いから、極めつけに余裕がある。青春18きっぷ旅行だと、列車本数の少なさに行動が制限されるが、今回の旅は特急も乗れ

          北海道周遊パス紀行(13) 特急【カムイ】で北海道百年記念塔へ。