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利尻昆布の町になるまで

実は、昔から利尻昆布の町ではなくて、資源の枯渇と変化の末に行き着いた養殖産業で繁栄してきた町なんです。

そんな、北海道の北にある島、利尻島の利尻町。

早速、利尻町の歴史を遡って見ていきましょう。

歴史

かつてはニシン漁で栄えましたが、資源の枯渇に伴い現在は利尻昆布やウニの養殖など近海漁業が盛んになりました。

離島観光も盛んで、絶景が楽しめる利尻富士登山や、ゴマフアザラシを見ることができる仙法志御崎公園などが人気の観光地となっています。

そんな、利尻昆布の町、利尻町の歴史を遡って見ていきましょう。

年表

1869年 蝦夷地は北海道となり、11国86郡が置かれた。利尻島は北見国利尻郡となります。

1876年  北海道大小区画が制定されます。
     利尻郡は28大区4小区となります。

1878年 利尻郡に鴛泊・石崎・鬼脇・仙法志・沓形・本泊の6村が設置されます。

1902年 沓形村・仙法志村、二級町村制を施行します。

1906年 沓形で大火事が発生し村役場など173戸が焼失します。

1918年 仙法志村競馬大会が開催されます。
    大正9年まで行われました。

1924年 沓形村、一級町村制を施行します。

1936年 稚内・利尻・礼文の稚内利礼航路が開始します。
    小樽稚内航路は小樽利礼航路となりました。

1949年 沓形村、町制を施行します。

1950年 利尻礼文が道立公園に指定されます。

1954年 利尻島が離島振興法の指定を受けます。

1956年 沓形町と仙法志村が合併して利尻町となります。

1960年 詩碑「出船の港」を建立します。

景観

住所:北海道利尻郡利尻町沓形岬公園

1964年 沓形で大火事が発生し236戸焼失します。

1965年 利尻礼文が国定公園に指定されます。

1968年 「利尻島のチシマザクラ自生地」が北海道天然記念物に指定されます。

1974年 利尻礼文がサロベツ国立公園に指定されます。

1981年 沓形登山道五合目に見返台園地を設置します。

2000年 「花とみどりの豊かなまちづくり」開始します。

2003年 利尻地域イントラネットが始動します。
     利尻山がCランク活火山に指定されます。

2004年 ホテル利尻「汐さい館」がオープンします。

2005年 利尻ふれあい温泉が開湯します。

利尻町で起こった出来事の全てはご紹介出来ていませんが、私が気になった出来事をピックアップしました。

いかがだったでしょうか。

利尻町が、観光客も多く訪れる離島になるまでの道のりを見てきましたが、幾多の火災や大きな産業の変化を乗り超えて今があるのが分かります。

歴史を遡って見てみることで、利尻町のいろんな側面が見えてきますよね。

それでは、またどこかの土地の歴史でお会いしましょう。

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