製造業に革新を!デジタル化で効率UP
近年デジタル化とともに製造業も進化してきていると感じます。地方企業の製造業というと”デジタルとの関連性が見えづらい”と感じることがあります。そこで地方企業の経営者へ向けデジタルを使用した業務改善方法について解説していきたいと思います。
製造業の現場でのデジタル導入
”製造業”と聞くと、思い浮かぶのは工場内での作業です。原料の用意・組立て・梱包まで、作るものにより様々な行程があります。
まず、業務改善をする際には業務フローを可視化し流れを把握することが重要です。その段階で無駄を見つけ改善することが大切になります。
流れ作業が基本になるので、各部門・部署がオンライン上で業務の進捗状況や作成個数の把握を共有することにより、確認作業の手間を減らす事ができます。また、工場内で機械を使用している場合は周りの音で電話や無線、話声も聞きずらい場合がありますが、チャットなどのデジタルツールを使用した会話も活用できるかと思います。作業状況を会社全体で把握することにより次の行程の準備や不具合があった際の対応もスムーズに行えると同時に顧客への納期も目に見えるようになり、顧客との取引の際にも大変便利になります。
業務改善の手段としての業務委託の取り入れ方
また、業務改善方法として、”業務委託”を取り入れる方法も検討してみてはいかがでしょうか。工場での作業というイメージがあり「製造業で業務委託って?」と感じる方もいらっしゃるかと...
例えば製品の部品を組み立てるという委託もあります。”副業”として行っている方も多数います。やはり工場内での細かい作業は機械とは別に作業場所も必要となってきます。集中して行う作業なので、常時雇用者ですと規則通りの時間で単純作業になってしまい、作業効率が上がらないというリスクもあります。業務委託をすることにより”時給制”の支払いから”出来高制”の支払いに変わります。常時雇用の社会保険やその他のコスト削減にも繋がります。また、在宅で隙間時間を使い仕事することにより作業効率も上がると考えます。
業務委託とデジタルは関係ないと思われるかもしれませんが、作成個数、進捗状況、稼働時間などの情報は委託者・企業双方で管理することにより次の行程の準備もスムーズに行うことが出来るようになります。
今回は現場の視点を例に挙げましたが、オンラインを導入することによりバックオフィス系の業務も効率化出来るようになってくることでしょう。
今後の業務改善の参考になればと思います。
今回はここまで、また次回よろしくお願いいたします。
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