都道府県単位のランキングは無価値指標でしかない。
都道府県魅力度ランキング!!
これ、なんの意味があります??
というわたしもこの事について批評して、なんの意味があるの!?と思われるかもしれないけど、あえて言いたいですwww
都道府県別にランキングすることになんの意味もないです。
意味ゼロだ!とまでは言わないですけど、魅力度や住みやすさ、県民性といった面では特に意味がないと思います。
「県民性ってなんだよ・・・笑 同じ県の人は同じ性質を持っているのかよって」なわけあるか!!と、面積の小さな県を除いて誰もが本質には気付いているはずです。
というのも、現在の都道府県の形に近くなったのは1890年頃です。
今から約130年前です。たった100年程度です。
その前は、都道府県の前身となる大小の藩が260年(江戸時代)も続いていたんです。そして、この260年で現在の都市の基盤がつくられたのです。
この大小の藩を隣接する藩同士で大きな単位に統合したのが都道府県(例外もあります)です。
これだけでも同一の生活圏として括ること自体に違和感がある都道府県ランキングですが、更に現代では、高速道路をはじめとする幹線道網が発展したおかけで日常生活の圏域が広がり、そのおかげで複数市町村に跨った形で一つの都市圏を構成しています。
場合によっては、県境に近い都市ですと、県を跨いだ都市圏を構成しているんじゃないでしょうか。
もう、都市の骨格が130年前と違うんです。
現在、都道府県は、中央集権国家体制を維持するための効率的な行政運営のための区域となっているだけで、あまり意味をなさないラインとなっています。この当たり前を疑わないといけない時期に来ているな〜と常々思います。
それに旧藩単位で統合したため、例えば、面積の大きい福島県がいい例ですが、沿岸部の都市と雪深い山間部の都市とでは生活様式は違うし、方言も異なるしで、同じ括りとすること自体に違和感があります。
にも関わらず、多くの都道府県でアイディンティティを一つにしようとしている。だからこそ、ランキングされることに違和感を抱く方もいるんじゃないかなと思います。
ランキングするなら、日常生活圏の実態に合わせた都市計画区域や都市交通体系などの都市圏や、市町村単位でランキングした方が実態経済に近い。
そしたら、実態経済に近いランキングであれば、そのランキングをビジネス等の参考にする企業や個人が増えると思います。
ということで、都道府県ランキングが無価値であることを話しにしました。
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