あなたのゴミはリサイクルされない
私たちが捨てたプラスチックゴミの3/4は
リサイクルされず、燃やされている。
それが今の日本の現状だ。
プラと燃えるゴミに分け、
それをゴミの日になったら、
ゴミ捨て場に出す。
そのあとリサイクルに回されていると、
誰もが思っているだろう。
リサイクルするにはコストがかかる
お金がかかるため、
リサイクルされていない現実。
リサイクルされていたとしても、
それを洗って綺麗にしてくれる人々がいる。
異臭に囲まれながら、防護服を着て、
洗浄している人々だ。
もしそれがあなたの家族なら、知人なら、
子供なら、あなたはプラスチックゴミを
袋いっぱいに出すだろうか。
プラスチックゴミを入れるゴミ袋が、
年々大きくなっているのは、
どの家庭でも同じだろう。
なぜか?
理由は1つ。
自分たちが買っているからだ。
日本国内のリサイクル率は10%未満
ぜひ「プラなし生活」の記事を読んでほしい。
生物海洋学者の中嶋 亮太さんと、
主婦のYoko Kogaさんが作っているページだ。
廃プラスチックのうち、
熱回収という名で燃やされているのが57%
単に燃やされるのが10%
埋立が8%
残り25%が本来のリサイクルがされている。
ただこの25%のうち1割は日本国内だが、
7割は海外へ輸出。
しかし東南アジアに輸出されたゴミが、
今どうなっているかは、わからない。
それってリサイクルじゃなくない?
海外へ押しつけているだけでは?
私もそう思う。
要は日本でちゃんとリサイクルされている
プラスチックゴミは1割未満なのだ。
自分たちで処理できないゴミを
増やし続ける日本。
日本はプラスチックの排出量が世界2位だ。
買い物は投票だ
先日パスタのバリラが、
紙パッケージを開始した。
これから少しずつであるが、
紙パッケージが増えてゆくだろう。
消費者が求めなければ、
プラスチックのパッケージの商品は、
製造されないし、増えないはずだ。
ぜひあなたが手に取る商品がゴミとなった時、
どう処理され地球に戻るのか考えてみてほしい。
5%の人が変われば、社会は変わる、と言われる。
社会を変える5%はあなたかもしれない。
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