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「石鹸づくり」を通してSDGsについて考える

はじめまして!

SNSマーケティングエージェンシー、株式会社「コムニコ」の磯部です!
2020年4月に入社し、現在はコンテンツクリエイターとしてお客さまの投稿テキストを作成したり、撮影のディレクションをしたり、学ぶことばかりの毎日を過ごしています。
今回、弊グループのメンバーがバトンを繋ぎながら、SDGsを考えていく企画『バトンをつないで #SDGs Challenge』のバトンを受け取ったので、わたしが体験した「石鹸づくり」を通してSDGsについて考えてみました!

1.はじめに

わたしはコムニコでの業務のほかに副業として、地元である愛媛県の魅力を発信するライフスタイル・観光メディア「Sea Side」を運用しております。そのメディアのテーマで「SDGs」を取り上げる機会が多く、今、絶賛勉強中です。

最近だと、マイボトルを持ち歩くようにしたり、買い物に行った際はエコバックを持参したりするなど、まずは簡単で身近にできることから始めています!

今回は、先日参加した「コールドプロセス製法の石鹸づくりを通して環境問題について考えよう!」というワークショップで、感じたことや学んだことをお伝えできればと思います!

2.石鹸をイチからつくってみた

今回作ったのは、フランスのマルセイユ地方でつくられてきた「マルセイユ石鹸」と呼ばれている石鹸です。無着色・無防腐剤の100%天然植物で作るので、肌に悩みを持つ方々に古くから親しまれているとのこと。
つまり、マルセイユ石鹸は化学的な添加物を使用していない、環境にも身体にも優しい石鹸なのです!

また、わたしが今回体験した「コールドプロセス製法」と呼ばれる製法は、火を使用することなく石鹸が固まる製法でした。

コールドプロセス製法:油脂と苛性ソーダが反応したときに発生する熱を利用して、材料を固め、1か月以上かけて乾燥させて石鹸を生成する製造方法

材料は、苛性(かせい)ソーダ・オリーブオイル・ココナッツオイル・パームオイル・アロマオイルを今回のワークショップでは使用しました。

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材料の分量を測っているところ

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材料を混ぜ合わせているところ

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材料を固め、1ヶ月以上乾燥させると完成です!

3.石鹸づくりを通して学んだこと

今回参加したワークショップでは、製品を工場で製造する際やトラックで輸送する際に大気汚染物質やCO2を排出しているなど、大量にものを製造することは環境汚染につながっているという説明がありました。

「石鹸づくり、なんだか面白そう!」と思う一方で、手作りの石鹸がどのようにSDGsと結びつくのか疑問に思っていたのですが、石鹸を工場で製造する際や輸送する際にCO2が多く排出されているという現状を知りました。

中でもわたしが一番衝撃的だったことは、市場に出回っているココナッツオイルの中には、猿に強制労働をさせて採取している可能性もあるということです。とても悲しくなりました。

今回ワークショップで使用したココナッツオイルは、生産地はもちろん、環境や生態系にも配慮をした「安心・安全なもの」のみを使用しているということを知り、暮らしの中で使用しているものにも目を向けていく必要があるということを学びました。

この取組みが貢献されるであろうSDGsはこちら
目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
目標12:つくる責任 つかう責任
目標13:気候変動に具体的な対策を

4.自分の身近なものの「もと」を知ること

今までのわたしは、普段使用している石鹸が何の成分で構成されているかといったことも、石鹸を使用した生活排水が地球を汚すことにつながっているということも、恥ずかしながら知りませんでした。

同時に、ほかにも自分が生活する上で気がつかないうちに地球によくないことを積み重ねてしまっているのでは、と身の回りの様々なことを考える機会になりました。

先ほどのココナッツオイルのことも然り、自分が使用しているものが「どこの地域でどんな人がどのようにして作ったものなのか」ということを意識していくことで、環境やほかの国の人々や生態系を守ることに繋がるのだと、今回の石鹸づくりを通して学びました。

5.これからは

石鹸づくりのワークショップを通して「自分の使用している日用品の生産過程を知ること、そして使う責任を持つこと」が非常に大切なことで、重要視しなければならないことなのだなと改めて実感しました。
わたし自身が以前感じていたことなのですが、SDGsについて「難しくてよくわからない」「めんどくさそう」という方もいるのではないでしょうか。

生活の中に新たに取り入れることや習慣化することは、少しハードルが高いことではありますが、日用品の生産過程について調べてみることは検索エンジンやSNSを利用すれば簡単にできることではないでしょうか?

そのため、まずは身近な一歩として、自分が普段使用しているものがどのような過程をたどって作られているか、興味を持って調べることからはじめてみませんか。

わたしもこれからは、環境に優しい製品や生態系を意識した商品を積極的に取り入れるようにしていきたいと思います!

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