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【キッチンから始まるMy SDGs】〜環境に優しいおすすめキッチンアイテム〜

こんにちは。弊グループのnote企画『バトンをつないで #SDGs Challenge』で、28番目の走者としてバトンを受け取りました、SNSマーケティングエージェンシー、株式会社コムニコの浜田です。
ソーシャルメディアマネジメントセンター高知で、お客様のSNS広告運用やSNSアカウントの運用代行を行っております。

今では完全リモートワークとなり、平日は家が職場となっております。そのため通勤の時間がなくなり家事の時間も確保できるようになりました。通勤しているときにはほとんどしなかった自炊もするようになりました。

そんな中、2020年5月に弊グループでSDGsの勉強会が行われ、それをきっかけに日常の小さなことでも自分にできることはないか考えるようになりました。毎日する料理だからこそ環境に良いものを使いたいですよね。

そこで今日は、環境に優しいキッチンアイテムをSDGsの目標12「つくる責任つかう責任」と目標14「海の豊かさを守ろう」の視点でご紹介します。

環境に優しいキッチンアイテム①「stasher(スタッシャー)

Instagramで知人が使っている投稿を見てAmazonでポチッてみました。届いたのがこちらです。

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スケルトンで光沢感があって、一見プラスチックのように見えませんか?これはプラスチックでもゴムでもなく100%シリコーンでできています。
「ピュアプラチナシリコーン」という“米国の安全要件をすべて満たし、さらに厳しい欧州規格に適合した食品グレードのシリコーンよりも高い標準”のシリコーンで作られているそうです。
要するにプラスチックより食品衛生面での安全性が高く、半永久的に繰り返し使えることで環境にも優しいアイテムなのです。

プラスチックゴミの問題は長年課題とされており、2050年にはプラスチックごみの重量が魚の重量より多くなると言われています。しかもプラスチックごみの主要排出源には日本を含んだアジア圏が多いそうです。
(参考元:環境省/第3章 プラスチックを取り巻く状況と資源循環体制の構築に向けて

海によくプラスチック製品が浮いているのを目にしますが、そういった海洋プラスチックゴミが原因となり、海洋生物に悪影響を及ぼしています。(ウミガメの鼻にストローが刺さって血を流している痛々しい動画<閲覧注意:出血するシーンが含まれます>も話題になりましたね。)
一方、スーパーのレジ袋が有料化になったり、飲食店などで紙ストローが使われるようになったりと、プラスチックゴミに対する対策も身近に感じるようになってきました。プラスチックゴミの分別や適切な処理はもちろん、そもそも使用頻度を下げることができれば尚良いですよね。

この商品の優れている点は電子レンジ、コンベクションオーブン、湯せんでの調理、冷蔵・冷凍保存といった調理から保管まで幅広く使えることです。パスタを作る際も麺と具材と水を「スタッシャー」に入れてあとはレンジで温めれば完成です!ラップフィルムを使わずに調理ができ、そのまま保存までできるのです。
洗い物が少なく手間もかかりません。食洗機でも洗えちゃいます!ぜひ、みなさんも使ってみてください。

環境に優しいキッチンアイテム②「Frosch(フロッシュ)

「スタッシャー」を使ってプラスチックゴミが出なくなっても、それを洗う洗剤が環境に悪ければ意味がありません。そこで私が普段使っているのが「Frosch(フロッシュ)」の食器用洗剤です。

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店頭で見かけたことがある人もいるかもしれませんね。香りもよく汚れもキレイに落ちます。もちろんボトルも100%再生PETを使用した環境に配慮されています。

私事ではありますが、年内にマイホームの建設を予定しております。そこで初めて生活排水の流れ、つまり使ったあとの水はどのように処理され、どこに流れていくのかを知りました。
私の実家は水道関係の仕事をしているのに。どうかこの記事が両親に届きませんように。

みなさま下の図をご覧ください。

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(出典:環境省/生活排水読本

生活排水のうち、なんと約40%はキッチンからの排水なんです。風呂からの排水がほとんどを占めていると思っておりました。
私の住む場所は高知県の中でも田舎の方にあります。下水道がないため浄化槽を通して川に流れていきます(そのことにも驚きました)。
浄化槽のフィルターを通しているとはいえ、身近にあるキレイな川に生活排水が流れていくのです。その川では、初夏にはホタルが飛んでおります。もちろんメダカも泳いでいます。なにか心に響くものがあり、つかう責任感が急に湧き出てきました。台所からの排水が多くを占めているため、やはり使用する洗剤は考えなければなりません。
「Frosch(フロッシュ)」の食器用洗剤は排水後に微生物によって水と二酸化炭素に分解されるそうです。
洗剤としての機能も優れている上に環境にも優しい。きっとホタルにも優しいかもしれませんね。

環境に優しいキッチンアイテム③「WASARA(ワサラ)

私が今後試してみたいグッズを紹介させていただきます。
一つ目が「WASARA(ワサラ)」の食器です。

なんとこちらの器は紙でできていて、驚くことにこの器を土に埋めると90日以内に細かく分解され自然に還るというのです。
軽くて手に馴染みやすくオシャレで環境にも優しい、となるとより一層使いたくなります。様々な種類、大きさもあるためアウトドアのときにも便利そうです。SNS映えもしますね。

環境に優しいキッチンアイテム④「aco wrap(アコラップ)

二つ目は「みつろうラップ」です。
海外では人気なのでもうご存知の方も多いかもしれません。
みつろうラップとは簡単に言うとミツロウ(蜜蝋)を布に染み込ませて作るラップです。洗って繰り返し使えることから、ラップの使用頻度を減らすことができます。セットを購入して自分で作ることも可能ですが、もちろん購入することもできます。

手作りのみつろうラップについては、以前こちらのnote企画でも紹介しているのでご覧ください↓
「ごみを出さない丁寧な暮らし 〜みつろうラップを作ってみた〜」

様々なみつろうラップの中でも特に気になったのが岐阜県のミツロウから作った「aco wrap(アコラップ)」です。

すべて天然素材でできているそうで、これもプラスチックごみを無くすグッズになります。
「WASARA(ワサラ)」の食器と併用すればオシャレでよりエコな食卓になりそうですね。

おわりに

冒頭でお伝えしたように、私が環境に配慮されたグッズを使うようになったのはSDGsの勉強会がきっかけでした。勉強会を通して身の回りにあるものや自分の行動を改めて意識したからです。参加していなければ「環境問題は他の誰かがやってくれるだろう」といった考えのままだったかもしれません。

モノを製造する側の企業や団体が環境に配慮したアイテムを世の中に出すことが多くなってきても、それを使う側の私たちの環境リテラシーが低ければ無駄になってしまいます。
今回SDGsについてより深く掘り下げて調べていく中で、環境リテラシーの向上は今を生きるすべての人に必要な気がしました。

私が住む高知県には深い山・大きい川・広い海など、大自然が目の前に広がっています。
一方で、海辺には飲み捨てられたペットボトルが転がっていたり、波打ち際には食品トレイが打ち上げられたりします。旅行で行った沖縄の海でも海外からの漂流物を見かけ、課題はまだまだあると感じました。
私たち個人ができることとして、毎日使うモノを環境に配慮した商品に変えることもSDGsへの貢献につながると思います。

この記事が身の回りの「My SDGs」を見つける小さなキッカケとなれば幸いです。

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