カリギュラ効果
「ダメ!」って言われるとやりたくなる。
それです。
「カリギュラ効果(心理的リアクタンス)」
禁止されるほどやってみたくなる心理現象のことをいう。情報の閲覧を禁止されると、むしろかえって見たくなる心理現象が挙げられる。
「やめて!」と言われると「やったろうかな」って思うやつです。
「やめて!」と言われて興奮するのはまた別です。
「押すなよ!」と言われると押したくなるよね。
ただ「押すなよ!」は「押せ!」という事ではないです。
禁止されるとしたくなる。
それが「カリギュラ効果」。
しかし「カリギュラ効果」も万能ではありません。
歩いてる人に「走れ!」と言うと、小走りになったり走り出します。
座ってる人に「立て!」と言うと、まあ立ちます。
これらは「危機感」の問題。
もう一つは「走る」の反対が「歩く」ではない問題。
そして一番大切なのは「興味をそそられるか」という問題。
「やめて!」と言われると「これ以上続けたらどうなるんだろう。やってみようかしら。」という興味がそそられる。
「押すなよ!」と言われると「押したらどうなるんだろう。」と興味がそそられる。
つまりカリギュラ効果とは「逆の指示を与えると興味が生まれて、逆の行動を取ってしまう。」というもの。
この効果を知っているととても便利で、様々な場面で利用する事ができます。
「俺の事、好きになっちゃダメだよ」
とか
「これ以上優しくされたら困る」
とか
「もうダメ、おかしくなっちゃう」
とか
いや、興奮するのはまた別です。
サポートはしなくて良いよ。
おかしくなっちゃうから。
サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。