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山に登りたいッ!三峰神社へ行って来た記録④

前のはこちら
山に登りたいッ!三峰神社へ行って来た記録① 神社の説明
山に登りたいッ!三峰神社へ行って来た記録② 電車の中
山に登りたいッ!三峰神社へ行って来た記録③ バスの中
*マガジンにまとめてます。

バスを降りてすぐにトイレと階段がある。
階段の方に神社までの道のりや、周辺の情報が描かれている看板がある。
それを参考に階段を上って行くと、新緑の山波と立ち上る雲海が広がる。
バス停の向こうはそれは美しく、久々に心満たされる思いだった。


しばらく上っていくと突き当たりに博物館、右手に三ツ鳥居が見える。
三ツ鳥居の手前にはまだ八重桜が咲いていた。
終わりかけの山藤や八重桜が5月になっても見られたのも眼福である。
ここの狛犬は全て狛狼である。それぞれ顔も違うのが楽しい。

しばらく歩いていくと、煌びやかな随身門が左手に見えてくる。
真っ直ぐ行けばヤマトタケルノミコト像、右手に折れれば奥宮遥拝所だ。
ここは先に本殿へ行きたいので左に折れる。
随身門をくぐりぬけ、道なりに歩いていくとようやっと神殿が見えてくるのである。

神殿へお参りの前に手水で手と口を清める。
手水は口を清めるのである。これ、結構その土地の水質がわかるので楽しい。
山にある神社のお手水は硬水の味だ。街中は大体普通の水道水。個人的に京都の貴船神社のお手水が一番いい味がした。(こんなこと言うから手水マスターとか言われてしまうのだ)

次におまいり。
お参りの作法はよく聞く「二拝(礼)・二拍手・一拝(礼)」だが、何時も「賽銭はどのタイミングでいれればええんや……」となっている。
ちょっと調べてみたらまず一揖(浅い礼)してから鈴があれば鈴を鳴らし、それからお賽銭を投げるのではなくそっと入れ、それから二拝~を続けるようだ。
知らなかったのでこれからちゃんと一揖しようと思う。
因みに、あの鈴を鳴らすときは長くガラガラやったり、大きな音を何回も出すのではなく、あくまで人の家のチャイムの機能だからやりすぎない方が良いとのこと。

お参りの方は、余り並ばずに直ぐに出来た。このときはまだそんなに参拝客がいなかったからだ。
お祈りは大概お願いや決意などは表わさないが、ほぼ話しかけているのでちょっと人に比べて時間をとってしまうことがある。
といっても「ここ綺麗ですね!」とか「道すがらちょっと疲れたので息が荒いのは勘弁してください、運動不足で……」とかそんな感じ。でも何故か人より時間をとってしまうなんで??

さて、拝殿を向かいに左へ移動すると、石に龍が出て縁起がいいという石畳があるからそれに水をかけてお参り。
これ、乾いていたときに水をかけて龍を見るという仕組みらしい。雨降ってて濡れてたから意味なかったですやん……。

そして、お待ちかねの授与所。ここには様々なお守りが揃っている。
しかし、三峰といえば「氣守」!というわけで見に行くと、すごい人。人の群れ。
うーん、じゃぁご朱印を頂こう、と探すとご朱印の受付は空いていたので、人が来ないうちにご朱印を頂くことに。
ご朱印を待ちつつお守りをちらちら見ていた。うん。すごい人だけどお守りの近くに行かないと受付口だったり陽が当たるからそこに行くしかなかった。

無事ご朱印をいただいてご朱印を確認後鞄にしまていると、続々とご朱印をいただく人が現れた。
よく見ると参拝の列が大変なことになってる。流石GWである。
お守りは氣守は次回にし、友人と自分、そして家の車に交通安全のステッカー守を買ってお土産は終了。

三峰神社の中には温泉がある。雲稜閣という宿泊施設についていて、日帰り入浴も可、タオルも100円で貸してもらえる。
その雲稜閣のお土産屋を見たり、他にもお酒を取り扱っているところで友人Nに土産のお酒とおちょこのセットを買い、その隣の狼グッズショップで狼の小さなヌイグルミを買ってご満悦。
そして周りの探索に出たのである。

⑤につづく

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