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山に登りたいッ!三峰神社へ行って来た記録③

さて、バス一時間立ちっぱなしという、バランスが取れるか否かがちょっと心配な状態が決定してしまった。

バスの中で必死に耐えながら思っていたことは、手の届くポールがないと低身長には辛いということだ。
座席の背のところも持ち手をつけてもらわないと無理。つらい。

何とか転がったりぶつかったりしなくて済んだ。

山に来た!

自分の足を動かして居るわけではないとはいえ、山を登って居るのは事実。
バスの窓から見える景色は木・木・木・たまに川である。
ここ最近ほぼ雨が降らなかったせいで川も細めだ。

バスは大輪、大滝温泉遊湯館、三十槌、秩父湖とバス停があり、三峰神社が終点になる。
大輪は表参道であり、本格装備で山に登る人たちはここで降りる。
*表参道からの登山は西武バスが注意喚起のページと登山コースの写真を載せるほどのガチコースなので素人は間違えないようにしよう。
雨上がりとか本当に装備がないとキツイです。間違っても軽装のままいけると思わないように。

さて、山を登り山を登り、秩父湖が近づいてくると渓谷が見える。

あぁ、絶景。
このために、私は秩父へ来たのだ。

なーんて思っていると、秩父湖、つまりダム湖が見えてくる。

見出し写真とともに、帰りに撮った写真。

そう、青々とした山並みと碧い湖、そして蒼い空と白い雲。
バスに乗っている客は次々に「うわぁ!」と感嘆の声をあげた。
雨上がりの新緑が綺麗なこと!
そしてここは、ダムの上を走るというなかなか珍しい場所でもある。
前日に調べた時にもワクワクしたが、こう、やはり本物はいいですね。最高でした。

最高の気分で通り過ぎた秩父湖だが、車内アナウンスは「ここから約20分程で終点・三峰神社に到着致します」とのこと。やっと2/3が終わったところである。


雲にバスが飲み込まれる

バスが登って行くと、さすが山。登る水蒸気が間近に見える。
おそらく同じ高さであろう場所にも雲がいるのがわかる。
それもは勿論乗って居たバスも同じで雲の中に突っ込むわけだ。
周りが霧に包まれ、ここでも観客は「わぁっ!」と沸いた。
おそらく霧だ!とテンションか上がったのではなく、周りが見えない!怖っ!という意味合いの声だろう。
その中で私は霧の中ということにテンションが更に上がっていた。

三峰神社の事を調べていると、霧が出てくると最高的なことが書かれていた。
霧の中の神社とか最高じゃん!!境内で雲の中入れるのか!とちょっと楽しみにしていた。

そんな楽しみが一つ二つ、いやもっと来て満足しかけていたが、目的地はあくまで神社の神殿だ。でももう最高に満足。
そんな思いでいると、20分は過ぎてようやっと三峰神社バス停に到着した。

④につづく。

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