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厨二病が行き着く場所    (DEATH NOTE編)


私は重度の厨二病である。
特に漫画のキャラなどにかなり強い影響を受けるタイプだ。

厨二病が重すぎるとどうなるのか?

通常の厨二病なら、
キャラに憧れる。
脳内でイキる。等々…あげればキリがない

しかし、厨二病が重すぎる場合…
キャラに憧れるだけでなく、そのキャラに
自分がならなければ気が済まなくなるのだ。

それが私だ。

私は大学一回生にして、
未だに現役の厨二病である。
現在も毎週欠かさずに
少年ジャンプを購入している
純粋な少年でもある。

男ならば誰しも通る、
「講義や授業中に不審者が登場し、
自身がフルボッコにして成敗する妄想」は
未だに毎日している。

今回の記事では、
私自身が厨二病をこじらせすぎた結果、
どの漫画のどのキャラに固執し、
どのような影響を受けたのかを
感情的かつ統一性のない文脈で綴ることとする。


厨二病が重症化した漫画

DEATH NOTE 

週刊少年ジャンプで2003年から2006年に
作画:小畑健先生 原作:大場つぐみ先生によって連載されていた漫画「Death note」の主人公だ。

death noteは、
名前を書いた人間を死なせることができる
という死神のノートであるデスノートを
使い、犯罪者を抹殺して理想の世界を 
造ろうとする夜神月と様々なキャラとの
頭脳戦を繰り広げる熱い少年漫画である。


私はデスノートがアホほど好きである。
写真に写っているグッズは氷山の一角である。

しっかりとカバーをつけて保存



万一のことを考え、13巻は二冊所持している。



固執しすぎたキャラ

DEATH NOTE  主人公 夜神月

(写真は所持している画集より)

彼は私の人生において
最も影響を与えた人物(架空)である。

なぜなら、彼はカッコ良すぎるからだ。
本当にかっこいいのだ。。
心の底から心酔している。

まず第一に
分かりやすい彼のスペックを列挙する。

・センター試験を満点で、
 東大に主席合格

・全国模試総合1位

・全国中学テニス 1位

その他にも、一般人では手の届きようの
ないようなスペックの高さを
原作を読むことで確認できる。

もう既にわかるように、夜神月は凄すぎるのである。

全人類の頂点に立っても
おかしくない程のスペックだ。

私以外にも夜神月を崇拝している人は
多くいるだろう…

それに彼は自身の野望を実現するためには、
努力も惜しまない。

努力する天才なのである。


元から備えている天才的頭脳に加え、

毎晩3時間半ノンストップの勉強


充分な睡眠時間の確保
など。。

あげればキリがない。

私にはこれがとてもカッコよく見えた。

その中でも、私が特にインスパイアを受けたのが
月の東大の入学式のシーンである。

彼は、東大に主席で合格しているため
入学式でスピーチを行うのだ。

このシーンを見た、
厨二病全盛期の私はこう思った。

「勉強しよう。おれも月になろう!
 東大に受かってやる!」

アホである。

夜神月に憧れるだけでは満足できない。
夜神月にならなければ気が済まないのだ。


夜神月を見て初めて理解したのだ。
「賢い」ということの
素晴らしさ、
カッコ良さを。


しかし、時すでに遅し。
私がデスノートを読んだのは、
高2の6月だった。

流石に東大に主席で合格するのは、不可能だ。

今まで「スポーツを頑張っているから」という
くだらない理由で勉強しないことを正当化していた。

アホ
である。

そんなやつが東大に受かるわけがないのだ。

しかし、私は諦められなかった。

誰かに、「東大を目指している」と言うと
必ず「諦めろ」と言われる。
数学Bでつまづいている男には、
あまりにも眼高手低な夢だからだ。

これだけは誰にも言えなかった。

他人からマイナス発言を喰らうと
かなり萎えるため、
私は隠れながら東大を目指すことにした。
(当時は頑張れば受かると思っていた)

私はそのシーンを読んだ日から 
狂ったように勉強をした。

7月の期末試験では中間試験から
順位を80人ほどブチ抜き、10番代まで躍り出た。

模試でもメキメキと偏差値を
上げることに成功した。

しかし、

東大はやはり無理だった。。

せめて「京大には…」と思ったが
もちろん不可能だった。

凡人には越えられない、
どうしようもない壁があったのだ。

所詮、私は夜神月にはなれない。
ただの厨二病…

完全な夜神月になることは不可能だと
理解した私は、夜神月になれるような
環境に身を置くことにした

続くかも



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