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ITエンジニアの新入社員に伝えたい -- 誰でもできる(と思う。)成長スピードの加速術 vol.1 --


======= 本記事での伝えたいレベルの定義 =======

5段階で伝えたいレベル定義します。(☆☆☆☆☆)

レベル1:★☆☆☆☆ ・・・いつかやったほうがいい。
レベル2:★★☆☆☆ ・・・優先度低めで。
レベル3:★★★☆☆ ・・・やっておいて損はない。
レベル4:★★★★☆ ・・・やらないと損してる。
レベル5:★★★★★ ・・・絶対に今すぐやって。



1.はじめに

ITエンジニアとして社会人生活をスタートした方に、ぜひやってほしいことを勝手に伝えさせてもらいます。

企業によって、求められることも異なると思うので、あくまでもどんな方でも対象となりうることについて伝えようと思います。


2.伝えたいこと

2-1.レベル

★★★★★

2-2.内容

今回伝えたいことはこちらです。

タイピング練習をしてください。

エンジニアでPCを触らない日はないでしょう。
タイピングの理想(勝手に私が思っていること)は

①正しい指でタイピングできること
②画面を見ながらタイピングできること

だと思っています。
理想のタイピングを習得することで色んなメリットがあります。もちろん練習が必要なのですが、普段の業務で意識すれば自然と身に付きます。

画面を見ながら入力できても、正しい指でタイピングできていなければ、入力ミスが発生することが多いかと思います。
(私の場合、そうでした。)


3.理想のタイピングを習得するメリット

3-1. 圧倒的な時間短縮

成長スピードを加速させるための一番の要因です。

※ここでは、テンプレート(辞書機能など)を使用せず、キーボード入力のみであることを前提としています。

ありがとうございます。

あなたはこの一言を何秒で入力することができますか?
私は約2秒です。(もっと早い方はたくさんいると思います。)
仮に、以下のような条件が存在するとします。

例)
入力に掛かる秒数 :5秒
一日に入力する回数:30回

私の場合は1回約2秒なので、"ありがとうございます。"を一日入力するのに60秒(1分)使っています。

例の場合、1回5秒なので150秒(2分30秒)です。
私と例では1日に1分30秒の差が生まれました。

1年間で計算したとき、1回2秒で入力できた場合と5秒で入力した場合で、どれだけ差が生まれるかというと

1回2秒:60秒 × 365日 = 21900秒 (約6時間)
1回5秒:150秒 × 365日 = 54,750秒 (約15時間)

1年間で約9時間の差が生まれました。
"ありがとうございます。" だけの短縮でもこれだけの効果があります。

3-2.入力ミスの減少

どうしてもキーボードを見ながらタイピングしていたり、正しい指でタイピングできていないと入力ミスの可能性が出てきてしまいます。

入力ミスによって、事の重大さによっては上司に注意される…お客様に謝罪する… 余計な時間を使ってしまうことはぜひ避けたいです。

3-3.スムーズなタイピングによるストレス軽減

「もうすぐ定時だ。早く連絡を返さないと」
「もうすぐ定時だ。早く日報を書かないと」
「やったー定時だ。終業連絡を送らないと」

毎日行う作業にもタイピングが必須です。(自動化することもできますが)
ササっとできたらよいのに、タイピングが上手くできないことでストレスの原因となってしまうのは、非常に残念なことです。

エンジニアなら、タイピングがストレスの原因になるのだけは避けたいところです…


4.練習手順

4-1.正しい指でタイピングすることを意識する

まずはこれです。
いきなり画面を見ながらタイピングしてみようと思っても、「このキーに対してはこの指でタイピングする」という意識がないと、上手くいきません。

Webで検索すると、いくつも出てきます。
まずは、このキーはこの指なんだ!という発見をしていただきたいと思います。

4-2.強制的に正しい指でタイピングする

個人的には、強制的に正しい指でタイピングすることが結構辛かったです。指がムズムズしました...
ついついこれまでの自分のタイピング癖で入力してしまいます。
しかし、そんなことをしていては、正しい指でのタイピングを習得することが遅くなってしまいます。

例えばですが、

・連絡だけでも強制的に正しい指でタイピングする
・Excelで入力するときは正しい指でタイピングする

で、良いと思います。
いきなり、全てを正しい指でタイピングしようとするとやりにくさ、辛さが増すだけで、途中で諦めてしまいます。

ですので、普段タイピングしている作業のうちどれかだけでも正しい指でタイピングするということから始めてみてください。
入力しているうちに、このキーはこの指だということを自然に思い出せるようになってきます。

4-3.タイピングゲームにチャレンジしてみる

おすすめは "寿司打" です。

入力する文字と、入力すべきローマ字が表示されます。

意識することは下記2点です。

・基本的には画面に表示されるローマ字を見る
・正しい指をイメージして、タイピングする

これをスムーズにタイピングできるようにするためには、正しい指での入力が必要です。


5.さいごに

タイピングは業務をこなしていくうえで、必ず必要となってくるものです。そして誰にでも理想のタイピングは習得可能であり、期間もそれほど要するものではないと思っています。

正しい指でタイピングするための矯正が最初は辛いかもしれませんが、理想のタイピングを習得することでこれから何十年と続く仕事において、かなりの時間短縮になるため、ぜひ習得していただきたいと思います。



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