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「ホンモノ」の正体


以前にもこんな感じのタイトルで記事を書いたことあったような。
個人的に考える、◯◯の正体シリーズ。
今回は“ホンモノ”について。

「あの人はホンモノだな」

何かしらの物事において優れた能力を発揮している人に対し、周囲がその人を賞賛するためにしばしば使われるこの表現。
現代における大衆的に、分かりやすい人物で例えるとメジャーリーガーの大谷翔平選手のような存在がそう表現されやすいかもしれない。
ただ、個人的には人は誰しも“ホンモノ”の素質があると考えている。

「生身」の人間であれば誰でも本物なのだ。

突拍子も無いことかもしれないが、意外とシンプルなことなのではないかと思っている。

現時点での自分を繕わず、背伸びをすることなく自然体で生きる。その姿勢こそが、私は「本物」であると考えている。
絶対に何かを成し遂げていなければならない、そういうことでは無く「素」の状態で生きることこそが「本物」の人間なのである。

「ホンモノ」の正体とは、素でいることだ。

自分の意志に従って行動することはまさに“素”である証拠。序盤の例で挙げた大谷選手も、素で野球を続けているからこそ本物なのである。

しかし外的にも内的にもそれが一筋縄では行かないこともある。
私達は現実という錠を無意識のうちに自分に掛けてしまっているからだ。それは多分、自分で開けることができるはずなのにどうしても躊躇ってしまう。
そんなもどかしさを持っていることも人間らしいことであり、そんな意地らしさもまた、本物である。

だから私はできるだけ素でありたい。本物の状態で他人と対峙したいし、向き合いたい。
それも自分なりの人に対する礼儀として。
このように文面で書くことは簡単なことだけれども、これからの生活上で心得ていたい。

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