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数学Bの確率統計選択で共通テスト無双しよう【裏技】

割引あり

共通テストの数学2B、計算量も多くて時間が足りないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数学Bの選択問題でベクトルや数列の代わりに「確率分布と統計的な推測」を選ぶという裏技をご紹介します。

これはあまり知られていない穴場の大問なのですが、簡単に満点が取れる上に時間も余ります。しかも単元をゼロからマスターするのに3日もかかりません

私自身も現役時代にこの選択をして良かったなと思っているので、そのメリットや勉強方法について詳細に解説します。

センターや共テの過去問も10年分以上分析しましたので、この記事を読んでもらえれば共テ数学2Bで大問一つ分の確実な得点源をゲットできます。
また、理系の方は大学で行われる初歩的な統計の授業の予習にもなります。


具体的にどれくらいの恩恵があったか

  • 数学が苦手な私でも5~10分で完答でき、模試や過去問でも基本的に1ミス~満点が取れる

  • 数2Bに苦戦している学校の友達3人にこのやり方を教えたところ、三人とも時間が余り、かつこの大問ではほぼ満点を安定して取れるようになった

私自身は本番の共通テストでは緊張しすぎて2, 3ミスしてしまったのですが、模試などでは安定して満点近くを取れていました。
また、このやり方を布教した友達は本番で1ミス or 満点の人が多かったため、ある程度の信頼性はあると思います。

メリットまとめ

  • 問題の難易度が低い:
    どういうわけか、ベクトルや数列の問題と比べて明らかに簡単です。ほぼ自分で考えることがなく、公式に当てはめるだけで自動的に満点が取れてしまいます。

  • 点数が安定しやすい:
    公式や定理をそのまま用いる問題が多い上、問題がパターン化されているため思考力の必要性が低いです。自動的に点数も安定します。

  • 解くのに時間がかからない:
    ベクトルや数列は計算量が多くて解くのに時間がかかるかと思いますが、確率統計なら5~10分ほどで満点を叩き出すことが出来ます。見直しや他の大問に時間を注ぐことができ、時間的余裕を持てます。

  • 単元のマスターに時間がかからない:
    そもそも単元自体の内容が薄いです。また、出てくる問題もパターン化されていて、いくつか問題の解き方を覚えるだけで満点が狙えます。ゼロから始めても、頑張れば一日でマスターできるのではないでしょうか?

  • 共通テストの大問選択が楽になる:
    確率統計を勉強しておけば、当日はベクトルと数列から簡単そうな方を選ぶことができます。選択肢がない他の受験生と比べて精神面でも安心できますし、結果として全体の得点率も上がります。

  • 統計の勉強そのものが有益:
    理系だと大学で統計の勉強をすることも多いと思いますが、どこも最初はこの数Bの確率統計みたいなことをやります。なので大学入学後の先取りになって便利です。
    そうでなくても、たくさんのデータに触れる現代において統計を学んでおくと色々知識が付いて便利ですし、統計そのものも面白いです。

などがメリットとして挙げられます。

要するに楽でコスパがいい得点源になるということです。現段階でベクトルと数列で余裕で満点が取れるという人には必要のない話かもしれませんが、個人的には教養としても面白いです。

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