スッと手を上げて、わたし主体で動く。
2021年に芝園開発に入社した宮地 美紗貴さん。
新卒1年目に身についた「スッと手を上げて、わたし主体で動く」というマインドの元、社会人2年目の抱負を語ってくれました。
就活生の方へのメッセージも掲載しています。
Q:社会人2年目の学びを教えてください。
スッと手を上げて、わたし主体で動く。
11月にオペレーショングループから営業グループに異動したばかりで自分のポジションを模索している段階です。
2年目はとにかく怒涛の忙しさでした。
リブランディングの影響で2022年4月から駐車場・駐輪場施設の看板架け替え工事がスタートし、現在までで約100施設が「リクスタパーキング」になりました。
同時期に、私は新卒5名のメンターを同期社員と一緒に担当することになってしまい、先輩や上司に遠慮しながら仕事を進めたり、ましてや「仕事が降りてくるまで待っている」なんてことは出来ない状況でした。
そんな中で、誰がやるかは決まっていなくて誰が担当してもよさそうな仕事を見つけた時、スッと手を挙げて「わたしがやります」と言えるようになっていることに気が付きました。 入社当初は知識も経験もないので「これ、やっていいのかな?」と周囲のひとにおうかがいを立てたり、「はぁ~、やるかぁ」と少し腰が重かったりしたのですが、自分で「この仕事をやる」と決断できるようになっていたことが2年目の大きな成長です。 忙しい中、遠慮がちでいるのではなく、手を上げて自分から業務を進めていく姿勢に変わっていく中で、本当に多くのことを吸収しました。「吸収の1年」だった2022年が営業グループへの異動、という今につながっていると思います。
営業の先輩との連携はまだまだなのですが、私に求められている仕事を引き出す質問をして、作業する手を止めないで仕事を前進させる。「かゆいところに手が届く宮地」になるのが2023年の目標です。
Q:宮地さんのマインドセットはどのようなものですか?
ものごとを良い方へ、楽しい方へ。
たとえば、みんなが疲れてぐったりしている時にイイ感じのBGM流して「がんばろうぜぇ~」って盛り上げるのが好きなタイプです。
でも、元々はすごく引っ込み思案で人見知りでした。
気持ちが変わったきっかけは、高校1年生の時です。クラスメイトと自分の学校の愚痴を言い合っていて、「あれ、なんで自分で願書出して、わざわざ試験受けて入った学校の悪口言ってるんだろう…?ダサくない?」と自分に幻滅した瞬間がありました。
それで「じゃあ、良くすればいいじゃん!」と生徒会に入り、早食い・大食い競争を開催したり、ボランティアで地域のシャッター街を盛り上げるイベントに関わりました。でも、イベントがないと街に活気がないのが現状で、もっと本質的な課題を解決したくて、地元の高知工科大学に進みました。
気づいたら「良い方へ、もっと楽しい方へ」と誘導するというか、背中を押しているポジションにいました。 私自身はサブとして、リーダーと一緒に何かするポジションの方が性にあっていると思っています。 というのも、大学時代はバイトと複数のサークル掛け持ち状態で、半端にするくらいなら辞めようと思っていたんですが「宮地がいるだけで雰囲気が良くなるから」とありがたいことに引き留めてもらえたり、バイト先の店長から「宮地がいるシフトはかゆいところに手が届くから働きやすいよ」と言ってもらえたり。それがとても嬉しかったんです。だから、芝園開発でもそんな働き方ができればいいなと思っています。
正直なところ、仕事では裏方に徹することは難しいです。芝園開発では、誰もが、何かしらの取り組みを引っ張っていく立場に置かれます。2022年のメンターはまさにそうでした。人と真剣に向かう仕事は本当に大変なのですが、「大事な時期の子たちを預かるんだから、どうにか成長させてあげたい」という気持ちで会話のキャッチボールをして、「あなたはどう思う?」と耳を傾けることを心がけました。
就活生にエール!
あなたがどんな刺激を受けたか。
それがどんな行動を生んだか。
私たちが知りたいのは、ガクチカじゃなくて、
あなたの人となりです。
コロナ禍で「学生時代に力を入れたことは?」と聞かれても困るという就活生さんが多いと聞きました。
私の就活はコロナが流行し始めた頃で何人もの面接官から
「どう対応していますか?」と聞きました。
でも、本当にその人たちが聞きたかったのは対応策ではなくて、コロナによって私の生活がどう変化して、それを私がどう捉えて、どういう風に行動したのかという事だと思います。
就活生の「人となり」を知りたいから、どうせなら力を入れたことについて話してもらおうという感じだったんだろうと思います。
そこで、私が面接官側に回って実感したことをお伝えします。
「人となり」は、何を話すかよりも、どのように伝えるかにあらわれます。
身振り・手振り、話すときの目線の動き、帰り道の歩き姿を会社の人はよく見ています。
あなたがどう行動したのか、素直に伝えればきっと伝わります。