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人から学ぶ楽しさがある『パンレッスン』

こんにちは、LIXILトータルサービス 編集部です。

今回は子育てがひと段落し、見つけた自分時間の楽しみ方について、お話させていただきます。

私には社会人の息子がいます。
小学校1年生から野球をはじめ、社会人になった今も、社会人野球で仕事の傍ら、野球を続けています。
小・中・高・大と16年間、週末は練習や試合を応援する日々でした。
お弁当を作って遠征先まで試合を観に行くことも多く、息子が大好きな野球に集中できるよう、母としてやれることをやってきました。
大学野球が終わる半年ほど前、息子が社会人野球に進むと決めた時、さすがにこれからも練習や試合を応援するのは・・・と思い、子離れを一大決心!
野球観戦ロスを回避する方法を探すことにしました。

今まで時間がないことを理由にやってこなかったことをトコトンやってみる!と心に決め、気になっていたことに挑戦しました。

花を生けたり、写真を撮ったり、白い磁器に転写紙を貼って高温の窯で焼き上げる「ポーセラーツ」を体験したり、サーフィンをやってみたり…。
ネットやSNSで気になったことには、とりあえずチャレンジしました。
色々体験して落ち着いたのが、長く続けられる習い事を探すことでした。

私の習い事の条件は3つ。
  ①家から1時間以内で通えること
  ②少人数で一人でも参加できること
  ③アットホームな雰囲気なこと

そこで、辿り着いたのが、今通う「パンレッスン」でした。
SNS投稿で良さそうな教室を探し、行ってみると、思った通りの先生で、背伸びをしない素のままの自分でいられる居心地のいい場所でした。

手捏ねでここまで作れるんだと感動した食パン
家族にも好評だったカレーパン

パンレッスンには文字通り「パンを作ること」を目的に、人が集まってきます。手作りパンの魅力は、小麦かおる熱々のパンが食べられること。また、材料が分かる「安心さ」と工夫次第で「自分だけのパン」が作れること。

そして、何より「パンを学ぶ」という同じ趣味の人たちと過ごす時間に癒されています。パンというキーワードから「食」に繋がり、「旅」に発展して、今では、年代の異なるレッスン仲間とプライベートで出かけるほどになっています。年代や住んでいる環境は違うけれど、共通の趣味がある人は好きなことも似ているようで、「自分が経験していないこと」や「今流行っていること」を人から教えてもらえる楽しさがあります。時には、一回り下の子たちの恋話で盛り上がる何てことも。
パンレッスンから広がるコミュニケーションの輪で、五感が鍛えられている感じです。「学びをどう活かすか」は自分次第だと知りました。今は、「行きたい場所」や「やりたいこと」が多くなり過ぎて、自分時間が足りないぐらいです(笑)

パンの腕前はまだまだですが、教室で焼き立てパンを食べたり、家に持ち帰って家族に食べてもらったり、笑顔でみんなで食事をすることに心から幸せを感じています。何気ない日常を通して幸せを感じるおうち時間をもっと増やしていきたいです。
今は、増えつつあるパンの道具をどうやってキッチンスペースに収めるかが悩みですが、そんなことを考える時間ですら楽しんでいる自分がいます。

「これからの人生の中で今が一番若い」と言います。
これからも色々なことにチャレンジしていきたいです。



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