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マンションのリフォームでの注意点!勝手にリフォームしてはいけない場所がある?

こんにちは!宝塚で56年 リフォーム会社のアドバンスです⭐

 マンションのリフォームを検討するときに、そのリフォームは本当にできるのか?と悩んだことはありませんか?マンションには、リフォームするときに注意するべき点というのがいくつかあります。せっかくリフォームを考えているのに思ったようなリフォームが出来ない!と後悔しないためにも、注意点をお伝えします。

マンションにはリフォームできない部分がある

マンションには、大きく分けて「専有部分」と「共用部分」あります。
専有部分」とは、部屋の内側の居住スペースまでというのが一般的に解釈されています。
区分された壁や床、天井などの内側部分、これらが専有部分ということになります。
この専有部分がリフォームができる部分になります。
次に、「共用部分」ですが、共用部分とは専有に含まれない部分のことで、
基本的構造部分です。例えば、支柱、屋根、外壁などの躯体部分がそうです。
あとは、外廊下、エントランスホール、階段、屋上、エレベーターです。 
では、専有部分共用部分どっちなの?という部分。
☐ インターホン
☐ 玄関ポーチ
☐ 室外機置場
☐ バルコニー
☐ 窓ガラス・網戸
☐ 室内の火災感知器
☐ 玄関扉
☐ 給水配管
これは、すべて共用部分です。
火災感知器も、共用部分なんですね。
正し、これは管理規約によって異なる場合ありますので、お住まいの管理規約を必ずチェックしてくださいね。

間取変更できないマンションがあるのか?

マンションの構造で自由に間取変更ができるマンションと、間取り変更できないマンションがあります。
一般的なマンションの構造には「梁と柱で建物を支えるラーメン構造」と「壁・天井・床の6つの面で建物を支える壁式構造」があります。
ラーメン構造」の場合、梁や柱を移動させなければ間仕切り壁の取り外しが可能なため、自由な間取り変更ができます。
 一方、「壁式構造」の場合は、壁同士が箱のように建物を支え合っているため、構造上壁の移動や取り外しができません。
そのため、リフォームを行う際は、間取り変更に制約が出てきます。
今、スケルトンにしてフルリノベーションすることも多いのですが、構造によっては残念ながら出来ない場合もあります。
そういった場合は、スケルトンにするのは難しいかもしれません。
リフォームをする前には、構造形式を調べてからリフォーム計画を進めるのが良いかと思います。

リフォームの仕方で割高になってしまう場合がある

マンションには、マンション全体で電気の容量が決まっている場合があります。例えば、キッチンのリフォームでガスコンロからIHクッキングヒーターにリフォームしたい場合は、電圧がガスコンロの時より、200ボルト程必要となります。
そもそも、マンション全体で電気容量が決まっている場合は、残念ながらIHクッキングヒーターにできない場合もあります。
キッチンリフォームの場合も、まずはマンション規約をご確認ください。
そして、厄介なのが排水管の位置です。
 ほとんどの場合、専有部分にある排水の出口位置はパイプスペースの中や床に埋め込まれていることが多いのですが、水廻りの位置を動かさない場合は、問題なくリフォームできる場合があるのですが、キッチンなど、既存の位置から別の位置に動かす場合、配管を床下に設置するとなると、排水の勾配や排気ダクトの位置など、希望通りの配置ができず、床を上げなければならなくなることがあります。
そういった工事の分で、予算がかさんでしまう場合があるのです。

⭐マンションには、大きく分けて「専用部分」と「共用部分」があり、リフォームできる部分は、玄関ドアの内側から窓の内側まで。
マンションの規約や構造によっては自由にできない場合があります。
これから中古マンションを購入し、間取を大きく変えたリノベーションをご希望の方は、マンションの構造をよく調べて購入することをおすすめします💡
以上、マンションリフォームで注意すべき点、3つについてお話しました。ぜひ参考にしていただければ幸いです⭐

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