【旅行記】夏休みを謳歌するために出雲から東へ戻ることにした【最終日】
みなさんこんにちは。莉香です。
コロナウイルスの変異株が猛威を奮って混乱しているかとは思いますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
さて、旅もいよいよ最終日。
9日間にわたる旅行もいよいよ終わりです。
仙台を満喫したあと、自宅へと向かった1日です。
ずんだとスタバと地下鉄と
9時ごろ起床。
外を見ると爽やかな青空が広がっており、最終日にふさわしいな、なんて思いつつ、支度をし、ホテルを後にしました。
朝ごはん食べ損ねたや…と思いながら歩いて駅に向かい、今日の旅程を練るため、スタバに到着。
ご当地フラペチーノをゲット。ずんだ推しがすごい。
そしてさらに美味しい。一口飲めばもうそこはずんだと抹茶の天国でした。
この時点で11時くらいだったことと、最終日であまり体力がなかったこと、さらに外は暑かったこともあり、のんびりと室内で観光できるところを調べていました。
すると、仙台の地下鉄で行ける場所に「笹かま館」なるものがあるとのこと。
笹かま。仙台が誇る蒲鉾。あのプリッとした質感と食感がたまらなく大好きで、飽きずにずっと食べられる自信がある笹かま。
そんな笹かまのミュージアム的なものがあるとみてしまったら、これは行かねばならない!と思い立ち、残りのフラペチーノをすすり切ってスタバを後にしました。
…ただ、行こうとしたのですが、やはりお腹は減ってしまってどうにもならなかったので、贅沢とは分かっていつつも牛タン屋さんに定食を食べに行ってしまいました。
厚切り茹で牛タン。ほろほろと柔らかくなったジューシーな牛タン。優しい味付けにもかかわらず、しっかりと存在感を示すそれはとてもまんぞくするひとしなでした。
定食をすっかり平らげ、お腹も満たされたところで今度こそ笹かま館へ。
地下鉄仙台駅の東西線から終点の荒井駅に向かうことおよそ30分くらい。
そこからさらにタクシーで5分ほど揺られて、笹かま館に到着です。
日曜日ではありましたが、場所が少し不便なところにあることと、コロナの関係か、お客さんは少なく、貸切に近い状態でした。
笹かま感内部の様子。写真のようにバー形式でかまぼことお酒がいただけるところがあったり、1階にはショップが、2階には切り絵のミュージアムがあったりしました。(ミュージアムは撮影禁止だったので写真がありません)
ミュージアムでは先の東日本大震災時の様子が写された写真や証言が飾られており、それをみながら10年前のその時を思い出していました。
そう思うと、東北ってすごく復興したんだなぁ…と1人感動。
なんて思いながら展示を見つつ、1階部分のショップで蒲鉾や笹かまを思う存分購入。一息ついてレストランコーナーの前を通りかかると、「焼き笹かま」がその場で楽しめるとのこと。
これは食べなくては。
と思い、サクッと買ってみました。
てっきり店員さんが焼いてくれるものかと思いきや、自分で焼くとのことで、さらにテンションは上がります。かまぼこを焼くのは初めて。
焼いてるとぷっくらと膨らむ笹かま。期待に胸も膨らみます。
焼き上がりをハフハフとさましながらパクリ。
う、うまい。うますぎる。
香ばしく焼き上がった外側の、内側のプリプリ、むちむちとした食感。
熱々を頬張る贅沢さに、仄かに甘みを感じる笹かまに、幸せをたくさん感じていました。
大事に大事に食べていましたが、一瞬で笹かまは無くなりました。美味しすぎる。
そんなこんなで笹かま館を満喫した後、また地下鉄に乗って仙台駅へと戻って行きました。
旅の終わりは新幹線とホヤ
旅行最終日は日曜日でした。翌日は仕事があります。
ということで、流石に青春18きっぷでは体が持たないと判断し、新幹線に乗って帰ることに。
お土産にホヤ製品をこれでもかというくらい買って、自宅へと戻ることにしました。
お土産のホヤ製品のうちの一つ、ホヤ酔明。
磯の香りとホヤの旨味、甘みがぎゅっと詰まったおつまみです。美味。
一時期首都圏のNewDaysでも売られていて、そこですっかりファンになってしまったため、今回こうしてお土産で買ってきました。
時刻はいよいよ新幹線出発時刻。
新幹線に乗り込み、一路首都圏へ。はやぶさとこまちが連携しているタイプの新幹線で、乗ったのはこまち側でした。
はらこめしは車内で食べて旅の締めくくりご飯にしました。めっちゃくちゃおいしかった。
お腹減った、と思い色々買い込んでますが、流石に食べきれなかったため家に持ち帰り。
ホヤのお土産の干しホヤ。
噛めば噛むほどホヤの滋味深い味と磯の風味が広がり、とっても幸せでした。
車内で一通りご飯を食べ寛いでいると、ものすごい気圧変化で頭痛と耳がおかしく…。
はやぶさの速度にこまちがついていってないのか、はたまた標高差がある場所を走っていたのか…。
謎です。詳しい人は教えてくれると嬉しいです。
ただ、埼玉県に近づくにつれて気圧変化が少なくなり、快適に過ごせるようになりました。
そんなこんなで新幹線を降り、在来線に乗り換えて自宅へ到着。
いよいよ旅は終了です。
8泊9日の旅を終えて
私自身、日本国内をこんなに走り回ったのは初めてでした。
西は出雲、東は仙台。
時間をかけて西日本と東日本を見て回り、各地の文化や食事、風景の変化などを自らの体で実感してきました。
海外に行くのとはまた別の感覚。同じ日本なのに、東と西ではここまで食事が違うのか、味が違うのか、と思ったり、私の地元である北海道にずっといるだけではわからないこと、今住んでる場所(首都圏某所)にいるだけでは気が付かないことをたくさん体験してきました。
一言でまとめるにはとても足りないのですが、今回、この旅を終えて、「日本っていい場所だな」と思うように。
土地ごとの文化は美しく、美味しく、そして知恵が詰まっている。そんな実感です。
どこが一番楽しかった?と言われても、即答できません。
どこも一番楽しかった。どこも一番美しかった。
これが答えになります。
今回の旅行は出来る限り感染対策を行い、感染に気をつけながら行っていました。
コロナウイルスが猛威を奮い、過去最高の感染者数を毎日更新する今現在。
なかなか旅に行きにくい時期かとは思いますが、この旅行記を読んで、少しでも旅気分を味わっていただければ幸いです。
また旅がしやすい世の中になったら、まだ足を踏み入れてない地方に是非、行ってみたいものです。