#34 習慣とは結びつき

こんばんは、くりです。
今日も習慣について考えてみたいと思います。

私たちの脳は、ほっておいても絶えず情報を吸収し、環境内のきっかけに目を光らせている存在です。そして、そのきっかけから予測し行動します。

例えば、きっかけとして近くのストーブを見てストーブは熱を持ってそうだな、熱そうだなと気付きます。予測として、もし触ったら火傷するだろうから、触らないでおこう。と予測し行動を選択します。

または、車に乗っている時、きっかけとして、信号が青になったのを見る。予測として、アクセルを踏んであの角を曲がれば一本道で目的地に着く。だからアクセルを踏もうという行動をとる(無意識的に)

私たちはこのようにきっかけを見て、過去の経験の元に分類してふさわしい反応を決めます。

これらは全て一瞬のうちに起こります。
習慣において、このきっかけと、予測は重要な役割を果たしています。

それは、どの行動も予測のあとに起きるからです。一見、受け身に見える日々の生活も実は予測しながら送っているのです。

私たちは、一日中、これまで見たものや過去に受けた影響から、どのように行動したらいいか最善の予測を立てています。
そして、次の瞬間何が起きるか、果てしなく予測し続けるのです。

私たちの行動は主にこの予測に基づいています。言い換えれば、出来事をどう解釈するかであり、出来事そのものの客観的事実に基づいているかはわかりません。

2人の人が煙草を見ても、ある人は吸いたいという衝動を感じるかも知れないし、もう1人は煙草の煙を嫌がるかも知れない。同じきっかけでも、あなたの予測によって、良い習慣を引き起こしたり、悪い習慣を引き起こしたりする。

つまり、習慣を引き起こすのは、実はそれに先立つ予測です。この予測がさまざまな感覚を呼び起こします。この感覚を一般に、欲求、感情、感動、衝動といいます。

この感覚や、感情は私たちが気づいたきっかけや立てた予測を適用できる信号に変えます。

あなたが感じる具体的な欲求や行なっている習慣は、本質的に潜在する動機に対処しようとする試みになります。ある習慣が動機にうまく対処できたら、また行いたいという欲求が高まります。

ソーシャルメディアを見れば愛されてると感じるとか、YouTubeを見ていれば、不安を忘れられると予測するようになる。

習慣は、ポジティブな感情と結びつければ、より魅力的になります。この知恵を私たちの不利益ではなく利益に変えることが大切です。

今日は習慣との結びつきについて、少し考えてみました。

何か習慣を変えたい方は予測や欲求との結びつきから行動が選択されているという視点を持ってみると新たな気づきが得られるかもしれません。

本日も最後まで、お読み頂き、ありがとうございました。

では、また、明日!

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